赤楚衛二、『相続探偵』で新たな“引き出し”の演技に挑戦 「ナチュラルに馴染んでいる」
![赤楚衛二、『相続探偵』で新たな演技に挑戦](/wp-content/uploads/2025/01/20250117-sozoku-01.jpg)
1月25日より日本テレビ系で放送がスタートする赤楚衛二主演ドラマ『相続探偵』の制作発表会見が12月14日に日本テレビ汐留本社にて開かれ、主演の赤楚のほか、共演の桜田ひより、矢本悠馬が登壇した。
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本作は、『SPEC』シリーズなどで知られる西荻弓絵が原作を手がける、“相続”をテーマにしたヒューマンミステリー。風変わりな遺産相続専門探偵・灰江七生が個性豊かな仲間たちとともに、相続にまつわる難解な事件を解決していく。また、原作の西荻が自ら脚本を担当する。
赤楚はまず最初に西荻が脚本を携わることに感謝を示しながら、「キャストの皆さんも面白い芝居をされる方ばかりで、スタッフのみなさんも素敵な人たちなので、その素敵なチームで全力で頑張っていきたいと思います」と挨拶をする。赤楚が演じる灰江は、灰江相続調査事務所を営む、遺産相続専門探偵。猫背のキャラクターでもあるので、役作りの影響もあってか今回のような会見で背筋をピシッとしていることがいささか苦しそうで、「筋肉の衰えを感じます」と明かす。
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これに桜田は赤楚の猫背に対して「ナチュラルに馴染んでいる」とコメント。そんな桜田は、灰江の事務所でアシスタントとして働いている三富令子を演じる。金髪のインナーカラーが印象的な役だ。桜田のインナーカラーはエクステで再現しているという。「このエクステがないとそわそわするようになってしまって、エクステをつけて、これが私だなっていうくらい馴染んでますね」と自身でもお気に入りのヘアカラーになっているらしく、「ぜひお休みの期間だけでもできたら嬉しいなって思います」と笑顔で答えていた。
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矢本が演じる朝永秀樹は、元警視庁科捜研のエース研究員。とにかく声が小さいキャラクターで、台本には括弧でセリフが書いてあるという。本番前に大きい声で発声練習をしてから小さい声で芝居をする矢本に撮影開始当初は笑いが起こっていたが、撮影を重ねる毎に赤楚は「慣れてきちゃいましたね」と明かしていた。
さらに朝永の早口という特徴は、黒柳徹子と本作の演出助手の口調をヒントにしていると矢本は話す。その演出助手は、仕事でコーヒーをこぼしても慌てずに冷静だったと振り返り、朝永の演技に取り入れているという。会見に演出助手は不在で、前日の撮影でもいなかったことで、矢本は「役作りが停滞してます」と冗談混じりに笑みを浮かべていた。