「フジアニ2025」に宮野真守、梶裕貴、花澤香菜ら集結 「ノイタミナ枠」が大幅変更へ

「フジアニ2025」に宮野真守ら集結

『暗殺教室』の10周年プロジェクトの始動

(左から)福山潤、殺せんせー

 さらに、『暗殺教室』の10周年プロジェクトの始動も発表された。2025年の放送開始10周年を記念し、「アニメ『暗殺教室』10周年の時間」と銘打った3大アニバーサリー企画が始動。10周年ビジュアルとロゴも公開された。

 第1弾企画として、アニメ全47話が2025年4月よりフジテレビほかで1年かけて再放送されることが決定。さらに、かつて東京・フジテレビ本社に設置され話題を呼んだ「殺せんせー神社」が、1階のフジテレビモールに復活。会場内には10周年記念ビジュアルのキャラクタースタンディも展示される予定だ。第2弾、第3弾の企画内容については、追って発表される。

 イベントには特別ゲストとして、殺せんせー役の福山潤が登場。「殺せんせーと出会っていなかったら、今やっていないことがいくつもあると思います。生徒たちに学びを教えるという演技の中で、その景色や言葉を出していく過程で得たものは確かにある。それを今、実際に活かしているという感じですね」と、10年の時を経て改めて作品への思いを語った。

(左から)福山潤、殺せんせー

 イベントも終盤に差し掛かり、福山は『暗殺教室』の新たな魅力について「10年前の作品という密度じゃないですよね。ストーリーとしても今見ても全く遜色ない。色褪せることはないです」と語る。さらに「当時4歳だった子が今14歳になっているんです。リアルタイムで学生だった人たちが社会に出て、今の学生が初めて作品に触れる。地上波で1話から1週間ごとに観ていく、その時間を一緒に共有したい」と期待を寄せた。

宮野真守「今度は僕らが子供たちや視聴者に夢を与えられる立場に」

 最後に、出演者たちからメッセージが送られた。花澤は「ノイタミナ作品には個人的に好きな作品もあれば、思い入れのある作品もある。そのリニューアル第1弾に関われることが本当に嬉しい」と語り、梶も「ノイタミナという作品シリーズは、視聴者としても声優としても思い出深いものばかり。改めて作品に関わらせていただけることを嬉しく思います」とコメント。

 宮野は「フジテレビアニメの発表会で、代表としてここに立たせていただけることをかみしめていました。子供の頃からずっとお世話になってきて、夢を抱いてワクワクしていた。今度は僕らが子供たちや視聴者に夢を与えられる立場になって、フジアニが新しい試みをしようとしているこの時に、代表として話させていただけるのは貴重な機会です」と感慨深げに語った。

宮野真守

 締めくくりは福山が殺せんせーの声色で「本日はどうもありがとうございました。10周年を来年迎えるにあたり、私たちだけではなく、フジアニ全ての作品をご愛顧いただけますと幸いでございます。そして10周年を迎える私たちにも、ぜひとも皆様の声援よろしくお願いいたします」と挨拶。会場は大きな拍手に包まれ、フジテレビの2025年に向けた新たな挑戦を予感させるイベントは幕を閉じた。

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