『怪獣8号』ファイルーズあい演じる四ノ宮キコルが初登場! カフカとレノは二次試験へ

『怪獣8号』新キャラ・四ノ宮キコルが登場!

 再び防衛隊の入隊試験を受けることに決めたカフカ。『怪獣8号』(テレビ東京系)第2話「怪獣を倒す怪獣」では、新キャラ・四ノ宮キコルが登場した。

 前回はオープニングテーマを割いて、原作の丸々1話分を詰め込んで丁寧に描いていたが、第2話では少しテンポアップして、2話分を一気に描ききった。まず触れなければならないのは、第2話から使用されているYUNGBLUDによるオープニングテーマ「Abyss」だ。冒頭から異質な雰囲気で始まる映像は、決して多くを語らないが、一瞬にして映像の美しさに惹きつけられる。オープニングの最後には3Dで作られた怪獣8号が大きく映し出される演出も最高にクールだった。

 怪獣警報が鳴り響く中で、自分が手にした怪獣の力を把握しきれずに、入院していた病院の壁や窓を大胆に破壊してしまったカフカ。本来であればかなりシリアスなシーンのようにも思えるのだが、力を制御できずに唖然とするカフカのコメディチックな表情もあり、緊張感は一切ない。レノと一緒に病院から脱走しているときに「おしっこがしたい」と話していたカフカが、我慢できずに胸から漏らしてしまうシーンはいかにもジャンプ漫画らしく、クスッと笑えるシーンだった。

 
 だが、ここで防衛隊への望みが絶たれてしまったことに気づいたカフカ。怪獣の見た目になってしまった以上は、防衛隊の殺処分の対象になってしまうのだ。それに気づいたカフカの表情は怪獣の見た目に隠れていて見えないが、演じる福西勝也の落ち着いたトーンのセリフから心情を読み取ることができた。

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