『グレイトギフト』津田健次郎の“闇落ち”演技が恐ろしい 波瑠演じる久留米の驚きの一言も

『グレイトギフト』津田健次郎が“闇落ち”

 そもそも藤巻が「ギフト」の培養を続け、白鳥と協力するのは、妻の手術が終わるまでという約束だった。オペは無事に成功。しかし、白鳥は藤巻にスッと近づき、「これからもギフトを頼みますよ」と耳元で囁く。いつどうなるか分からない。心筋梗塞で亡くなることも――つまりは、妻に「ギフト」を使うこともある、白鳥に命を握られている状況は一切変わっていないのだ。

『グレイトギフト』第3話

 白鳥と郡司、さらに白鳥を疑っている刑事の神林(尾上松也)との板挟みにある藤巻はすっかり疲弊していた。研究室で暴れる藤巻を止めたのは久留米。2人は「ギフト」についての共闘関係にあるが、白鳥の殺人や大泉の死の真相に近づく久留米を藤巻は疑っていた。それは合理的な思考の持ち主である久留米が、不合理な行動を取っているから。「君が最初にギフトを使った犯人じゃないのか」と藤巻は問いかけるも、久留米はそれを否定。返ってきたのは「私はただ藤巻先生に好意を抱いているんだと思います。好きだから放っておけないんです」という驚きの答えだった。

『グレイトギフト』第3話

 久留米が以前の職場をクビになっているのは上司との不倫が原因だったという噂もフックになっているが、それだけではまだ不合理なのでは……という見方もできる。また、水面化で動き続けているのが、「アルカナム」のオーナー・杏梨(倉科カナ)。「一体何があったのか、調べて私に詳しく教えてくれませんか?」と本坊(筒井道隆)をスパイとして手のひらで転がす彼女が、今後のキーマンになっていくのは間違いない。

■放送情報
『グレイトギフト』
テレビ朝日系にて、毎週木曜21:00~21:54放送
出演:反町隆史、波瑠、佐々木蔵之介、尾上松也、坂東彌十郎、筒井道隆、津田健次郎、小野花梨、盛山晋太郎(見取り図)ほか
脚本:黒岩勉
演出:本橋圭太、星野和成
ゼネラルプロデューサー:横地郁英(テレビ朝日)
プロデューサー:髙野渉(テレビ朝日)、菊池誠(アズバーズ)、岡美鶴(アズバーズ)
音楽:得田真裕
制作協力:アズバーズ
制作著作:テレビ朝日
©︎テレビ朝日
公式サイト:https://www.tv-asahi.co.jp/greatgift/

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