永瀬廉、『厨房のありす』現場は「ピリピリしてる」と“嘘”発言 門脇麦「一番緊張感ない」
門脇麦が主演を務め、King & Princeの永瀬廉と大森南朋が共演する連続ドラマ『厨房のありす』が、1月21日より日本テレビ系日曜ドラマ枠で放送される。
本作は、ドラマ『純愛ディソナンス』(フジテレビ系)などの脚本や映画『そばかす』などの監督として知られる玉田真也が脚本を手がけるオリジナル作品。ハンディがあったり、マイノリティだったり、それぞれに生きづらさを抱えた登場人物たちのヒューマンドラマでありつつ、ある事件の謎を解き明かすミステリーの側面もあるハートフルミステリーだ。
門脇演じる八重森ありすは、「料理は化学です」が口癖の自閉スペクトラム症の料理人。頑固でこだわりが強く、人とのコミュニケーションが苦手。しかし、驚異的な記憶力の持ち主で、特に大好きな化学においては膨大な知識を持ちあわせている。食材の栄養素や調理工程の化学変化の知識から、それぞれの客に合った、おいしくて癒やされる“やさしいごはん”を作り出す天才料理人という役どころだ。
放送に先駆けて行われた制作記者発表会見には、門脇、永瀬、大森に加え、前田敦子、木村多江の5名が登壇。物語の舞台となる街の小さなごはん屋さん「ありすのお勝手」のセットにて行われた。
会見の冒頭、門脇は「撮影が始まって1カ月。日々、作品とありすと向き合っています。放送まであと少し、どうぞよろしくお願いします」と挨拶。
続けて「朝早い中ありがとうございます」と永瀬。キャストから「早くないよ」とツッコまれると「朝10時は早いよ。オフやったら寝てるもん」と話し、会場を和ませた。
今回の役づくりについて「化学式のセリフ量が膨大で、日々セリフ量に追われています。いつも1日前か、その日の朝にセリフを覚えるんですけど、今回は3日前から覚えていますもん」と門脇。すると、共演者から「え! 3日で覚えれるの?」と驚きの反応。これを聞いた大森は「人ごとだけど、セリフ量の多さにぞっとしたもん」と付け加えた。
また、料理店『ありすのお勝手』にバイトとして転がり込む謎の青年・酒江倖生を演じる永瀬は、自身の役どころについて「急に来て、どういう目的で、どういう気持ちで、ここに来たのかは観ていただくことで、徐々に明かされていくので、最後まで考察しつつぜひ楽しんでほしいです」と説明。視聴者の期待を高めた。
ありすの父親であり、未婚でゲイを公言している大学教授・八重森心護を演じる大森。そんなキャラクターについて大森は「シンプルに演じております」と説明。また「靴下がポイントですよね」と門脇に振られ、「そう! ファッションもぜひ楽しんでほしいです」と笑顔を浮かべた。