『REBEL MOON』吹替版声優に沢城みゆき、小林親弘、杉田智和、武内駿輔、諏訪部順一ら

『REBEL MOON』声優に沢城みゆきら

 12月22日より世界独占配信されるNetflix映画『REBEL MOON — パート1:炎の子』の日本版声優キャストとして、沢城みゆき、小林親弘、杉田智和、立木文彦、武内駿輔、竹内絢子、 諏訪部順一、池水通洋の参加が発表された。

 本作は、『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』『ジャスティス・リーグ』などのザック・スナイダー監督が、黒澤明監督の『七人の侍』からインスパイアを受け、20年以上に渡って構想を練り上げてきたSFスペクタクル巨編。

 物語の舞台は、巨万の富と政治力、そして軍事力を持つ巨大帝国“マザー・ワールド”が支配する銀河。主人公・コラ(ソフィア・ブテラ)が住む衛星“ヴェルト”は、そんな“マザー・ワールド”の支配を受けない平和なコロニーだったが、ある日突然、彼らは侵略を開始する。コラは、“ヴェルト”の人々を守るため、“マザー・ワールド"に挑むことを決意し、共に戦う有能な戦士を探し始める。そして、それぞれ異なる世界から来たはみ出し者、反乱分子、農民、孤児らを集め、小さな戦士団を結成。衛星“ヴェルト”に帝国の脅威が迫る中、銀河の運命をかけた戦いの火蓋が切られる。

 今回発表された日本版声優キャストは、沢城、小林、杉田、立木、武内、竹内、諏訪部、池水の8名。池水通洋打倒帝国のため立ち上がる主人公・コラ役を『ルパン三世』の沢城が演じる。彼女が結成する〈チーム・レベルズ〉のメンバーとして、『ゴールデンカムイ』の小林、『銀魂』の杉田、『新世紀エヴァンゲリオン』の立木、『アナと雪の女王』シリーズの武内、『ゴジラ S.P <シンギュラポイント>』の竹内、『呪術廻戦』の諏訪部、『機動警察パトレイバー』の池水が名を連ねた。

 コラの声優を務める沢城は、演じるキャラクターについて「あまりに美しくとんでもなく強いことが、コラの最大の魅力ではないことが日本語版からも香るよう努めました」とコメント。そんなコラと共に惑星を巡る、同じ村の“戦う農家”・ガンナーを演じる小林は「個性豊かな仲間を集めて強大な危機に立ち向かう…そんなアツイ展開、ワクワクするに決まっております」と語っている。

 仲間集めを開始したコラたちが出会う金でしか動かないクールな宇宙船パイロット・カイを演じる杉田は、「魅力的な物語というのは、観た人の感性によって様々な解釈が生まれる事です。ご期待下さい」とコメント。酒に溺れる荒くれ剣闘士・タイタス将軍を演じるのは立木は「(収録は)今までにないとても独特な世界観の物語に引きこまれ、あっという間の濃い時間でした。自分 にとっても、新しいキャラクターです」と収録を振り返った。

 空飛ぶ巨大な獣をも手懐ける戦士で実は元王子のタラクを演じる武内は、「終盤あたりのセリフで、個人的にとても好きなセリフがあったので、皆様も彼の逞しさに翻弄されてください!」と本作の注目ポイントを明かし、顔色ひとつ変えずに復讐心を燃やす二刀流使い・ネメシスを演じる竹内は「二刀流の戦闘シーンがめちゃくちゃ格好良いです!」と熱弁。ケンカっ早すぎる傭兵軍団のリーダーのダリアンを演じる諏訪部は、「ザック・スナイダー監督が手掛ける新たなスペースサーガ!その映像、その物語は必見!」と語っている。

 そして、未だ謎に満ちたロボット騎士・ジミーを演じる池水は「名優が演じたロボットの声を担当させて頂きました。光栄です。ところが、巨匠は、ロボットらしい喋りはしていません。画面のロボットを見て私が喋ると、表情がありませんので、つい、ロボット風に! 困りました」とジミーのキャラクターに一層の謎を残しつつ、コメントを寄せた。

コメント

沢城みゆき(コラ役)

踊るようにしなやかなアクションが魅力のソフィア・ブテラが、今回どこか愚直に生々しく闘う姿が印象的です。あまりに美しくとんでもなく強いことが、コラの最大の魅力ではないことが日本語版からも香るよう努めました。…そんなぁ! 後編までどのくらい待ったらいいのー!? (I can’t wait!)と言う収録後感です。

小林親弘(ガンナー役)

この作品は『七人の侍』に着想を得ているそうです。その時点で最高ですね。個性豊かな仲間を集めて強大な危機に立ち向かう… そんなアツイ展開、ワクワクするに決まっております。 実際アフレコをしていてとても楽しい作品でした。是非是非楽しんでいただければ幸いです!

杉田智和(カイ役)

久しぶりにチャーリー・ハナムさんの吹き替えが出来て嬉しかったです。魅力的な物語というのは、観た人の感性によって様々な解釈が生まれる事です。ご期待下さい。

立木文彦(タイタス将軍役)

トレーラー予告を観た時から、興味深い映画と演りがいのある人物像と思い、吹替収録をとても楽しみにしていました。SF? 大河ドラマ? 新種のドラマ? 今までにないとても独特な世界観の物語に引きこまれ、あっという間の濃い時間でした。自分の役の衝撃的な登場の仕方と、大人で個性的な役柄なので、集中してやることかできました。自分にとっても、新しいキャラクターです。エンディングに向かってのその後のドラマチックな展開にご期待下さい。

武内駿輔(タラク役)

壮大な世界観と、映像美、作品の吹き替えを担当できると聞いた時、とてもワクワクしました。骨組みがしっかりしている分、様々なテーマでエピソードを展開する事が可能になっているので、これからどんなお話になっていくのか、今から楽しみでなりません。自分が担当させて頂いたタラクは、漢気とパワーに溢れる人ですが、どこかまだ青年感がするところがとても魅力的です。終盤あたりのセリフで、個人的にとても好きなセリフがあったので、皆様も彼の逞しさに翻弄されてください!

竹内絢子(ネメシス役)

ペ・ドゥナさん演じる「ネメシス」は、どこか悲哀を含む表情が印象的な剣士。二刀流の戦闘シーンがめちゃくちゃ格好良いです! 寡黙な彼女の過去や仲間たちとの関係など、視聴者として役者として展開が楽しみです!

諏訪部順一(ダリアン役)

ザック・スナイダー監督が手掛ける新たなスペースサーガ! その映像、その物語は必見! 原音はもちろん、日本語吹替でもお楽しみいただけますと幸いです。

池水通洋(ジミー役)

名優が演じたロボットの声を担当させて頂きました。光栄です。ところが、巨匠は、ロボットらしい喋りはしていません。画面のロボットを見て私が喋ると、表情がありませんので、つい、ロボット風に! 困りました。

■配信情報
『REBEL MOON — パート1:炎の子』
Netflixにて、12月22日(金)世界独占配信
『REBEL MOON — パート :傷跡を刻む者』
Netflixにて、2024年4月19日(金)世界独占配信
監督・脚本・製作・原案:ザック・スナイダー
出演:ソフィア・ブテラ、チャーリー・ハナム、ペ・ドゥナ、ジャイモン・フンスー、ミヒウ・ハウスマン、スタズ・ネア、レイ・フィッシャー、エド・スクライン、アンソニー・ホプキンス

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