『CODE』坂口健太郎が信じられる人物はいるのか? 全員が怪しい謎だらけの展開に

『CODE』全員が怪しい謎だらけの展開に

 2話目とは思えぬほどに、意外な事実がどんどん明かされていく『CODE-願いの代償-』(読売テレビ・日本テレビ系)。

 “どんな願いも叶えてくれる”という最強であり最凶ツール「CODE」のおかげで、婚約者・七海悠香(臼田あさ美)のエレベーター落下事件に関わっている人物に早々にたどり着いた二宮湊人(坂口健太郎)。しかし、その張本人であるエレベーターのメンテナンス会社の元従業員・寺島貴司(中島健)は、二宮らから逃げた先の車内で薬物の過剰摂取によって亡くなっていた。CODEの制裁が下されてしまったようだ。彼に盗難車を用意していたのは黒ずくめの謎の女・三輪円(松下奈緒)だった。

 そしてもう1人犠牲になってしまったのが二宮の“エス”こと情報提供者の柏木(黒羽麻璃央)だ。半グレ集団・甲斐グループが運営するクラブで働きながら、そこで仕入れた薬物の取引についての情報等を二宮に流していたのがついにバレてしまう。実は甲斐グループ代表・甲斐(青柳翔)もCODEのプレイヤーだったのだ。彼女と結婚し故郷である福岡に帰るとはにかみながら報告していた柏木の姿が、ついこの間の幸せそうだった二宮と重なり胸が痛む。ここにもまたCODEによって、というよりも人々の欲望によって奪われてしまったささやかな幸せがあった。

 寺島を追っていた二宮の元に「この人物を助けろ」とCODEから柏木救済の任務が届くが、CODEは他のプレイヤーの願い事をまた他のプレイヤーが“任務”という形で叶え合うことで成立しているマッチングアプリらしい。ということは誰かが柏木が助かることを願った、あるいは柏木を生かしておくことでしか叶えられない誰かの願いがあったということなのだろうか。それとも寺島をもう少し生かしておくために、二宮に寺島を追うことをやめさせる必要があったのか。

 ちなみに、柏木が暴行されている動画の撮影者の手首には謎の女・三輪のような青い巻物がついておらず、同じ時間帯に彼女が寺島に盗難車を手配していたことを考えても、あの撮影者は別人に違いない。一体誰なのだろうか。そもそもこのCODEにプレイヤーとしてではなく、運営者として関わっている者は何名体制なのかも気になる。

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