岩井俊二が衝撃を受けたアイナ・ジ・エンドの歌声 SixTONES 松村北斗は“大変な役”に挑戦

アイナ・ジ・エンドが岩井俊二のミューズに

 『Love Letter』(1995年)などで世界的な人気を誇る映画監督・岩井俊二の最新作『キリエのうた』が10月13日に全国公開される。主演は、6月29日に解散することが発表されているBiSHのメインボーカル、アイナ・ジ・エンドで、彼女は映画初主演にして楽曲・詞の書き下ろしも担当している。

 本作には、松村北斗(SixTONES)、黒木華、広瀬すずといった人気俳優たちも出演するなど、大きな注目が集まっている。岩井監督の大ファンだという松村は、本作の撮影を「うっとりする様な日々でした」と語っており、『リップヴァンウィンクルの花嫁』(2016年)で花嫁役を演じた黒木は、「久々の岩井組は、相変わらず自由で刺激的な日々でした」とコメント。『ラストレター』(2020年)に出演した広瀬は、撮影を「儚く、愛おしい時間でした」と振り返っている。(※1)

 一方、岩井監督はTwitterで各キャストについて、予告のようなコメントを発信した。岩井組初参加となった松村については、「松村北斗さんにはいろいろ大変な役を演じて頂きました。こればかりは観て頂くしかないですが。乞うご期待!」と観客に向けてアピール。

 黒木については、「平穏な日常からどんどん辛い目に遭って行く映画に出て頂きましたが、どこか同じ世界線が今回の役柄です。別人ですけど」と、『リップヴァンウィンクルの花嫁』の主人公・皆川七海を彷彿させる役であることを明かした。

 また、特報映像でピンク髪の奇抜なビジュアルが公開されている広瀬については、「あまりに無茶な振り幅の女性を演じて頂きました。彼女に一体何があったのか? 乞うご期待!」とその役柄も平凡なものではないことを匂わせた。

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