岩井俊二が衝撃を受けたアイナ・ジ・エンドの歌声 SixTONES 松村北斗は“大変な役”に挑戦

アイナ・ジ・エンドが岩井俊二のミューズに

 そして、主演で路上のミュージシャン役のアイナ・ジ・エンドについては、格別な想いがあるようだ。岩井監督は、「ご自身の活動も忙しい中、本当に頑張ってくれました。アイナさんが作曲してくれた曲、素晴らしいです!」と語り、「情報解禁日の本日はアイナさんのアフレコでした! いろいろな無茶ぶりに見事に答えてくれたアイナさんでした!!」と興奮した様子でツイート。

 これまで、『スワロウテイル』(1996年)のCHARA、『リリイ・シュシュのすべて』(2001年)のSalyuなど、気鋭のアーティストを作品に起用してきた岩井監督。今回、『キリエのうた』で新たなミューズにアイナ・ジ・エンドを選んだ経緯について、岩井監督は彼女の歌声を聞いた時に衝撃を受け、「この物語の主人公は彼女しかいない」と即決したと明かしている。(※2)

 撮影中、強い信頼関係で結ばれたという岩井監督とアイナ・ジ・エンド。監督を唸らせたアイナ・ジ・エンドは、本作でどのような曲と歌声を披露しているのか。続報に期待したい。

参照

※1 https://kyrie-movie.com/
※2 https://hochi.news/articles/20230419-OHT1T51223.html

■公開情報
『キリエのうた』
10月13日(金)全国公開
原作・脚本・監督 :岩井俊二
出演:アイナ・ジ・エンド、松村北斗、黒木華、広瀬すず
企画・プロデュース:紀伊宗之
制作:ロックウェルアイズ
配給:東映
©︎2023 Kyrie Film Band

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