マーク・ハミル&ハリソン・フォードも感謝 『スター・ウォーズ/ジェダイの帰還』40周年
現地時間4月7日から10日にかけてイギリス・ロンドンにて開催中の「スター・ウォーズ・セレブレーション」。現地時間4月8日に『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』の公開40周年記念パネルが行われ、同作のスタッフ・キャストが登壇した。
1983年に公開され、今年2023年に公開40周年を迎える『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』(以下、『ジェダイの帰還』)。パネルは『ボバ・フェット/The Book of Boba Fett』でフェネック・シャンドを演じているミンナ・ウェンの司会進行のもとでスタートした。
ウェンは『ジェダイの帰還』公開時について、「ちょうど私は大学の演劇部の1年生として、この映画を観るのを楽しみにしてました。40年後、ロンドンで開催されている『スター・ウォーズ・セレブレーション』で私の顔がルーク・スカイウォーカーやハン・ソロ、プリンセス・レイアのバナーの間に飾られているなんて、当時の私に言ったらなんと言うと思いますか? 『そんなバカな!』って言うでしょう。本当に今日は楽しみです!」と興奮気味に語る。続けて「さて、役目を果たしましょう。あれ、でもフォースに乱れを感じます。ルーク? ルーク?」と言うと、会場にはルーク・スカイウォーカー役のマーク・ハミルからビデオメッセージが。
ハミルは動画の中で、「ロンドンのスター・ウォーズ・セレブレーションに参加しているみなさん、こんにちは。今日は皆さんに感謝を伝えたいと思います。その場にいる君たちは、当然ファンです。そして『スター・ウォーズ』のファンは世界一です! 何年経っても深い愛を与えてくれて、感謝しかありません。楽しんでください。そして優しさを忘れずに。そうすればフォースは君たち一人一人と共にあるでしょう。いつも」と語り、会場に集まったファンに笑顔をもたらした。
そして壇上には、ルーカスフィルムのシニアヴァイスプレジデントで、ILM(インダストリアル・ライト&マジック)のチーフクリエイティヴオフィサーであるロブ・ブレドウ、イギリスで撮影されたルーカスフィルム作品で視覚効果、衣装、特殊効果、メイク監督をこの10年間務めてきたニール・スキャンラン、ルーカスフィルムのヴァイスプレジデント、エグゼクティブクリエイティヴディレクターのダグ・チャンが登壇し、公開当時のトークを展開。『ジェダイの帰還』でプロダクションデザイナーを務め、ジョージ・ルーカスとジョン・バリーと共に『スター・ウォーズ』のオリジナルデザインを作り上げたノーマン・レイノルズが4月6日に亡くなったことについても触れ、追悼の意を表す場面も。