『VIVANT』は日曜劇場を新たなステージに押し上げる？　演出・福澤克雄の過去作から予想

「各キャラクターのキャッチフレーズだけ見れば、阿部さんが刑事で、役所さんが弁護士のようなイメージが浮かびます。堺さんはどちらにも属さない立場だとすると、怪盗、それこそルパンのような存在でもおかしくないのかなと。だとすると、二階堂さんと松坂さんは堺さんを支えるような役回りかもしれない……と想像が膨らみます。福澤さんは池井戸潤原作ものを手がける以前は、『砂の器』『華麗なる一族』『南極大陸』などのTBSドラマの中でも超大作と言える規模の作品を多く担当していました。一連の作品で培ったスケールの大きな作品を仕上げる力と、池井戸ドラマで発揮したような群像劇の手腕、『VIVANT』はその両方が噛み合うような作品になるのではないかと想像します。世界に向けての視線もあるような気がするので、企業もののリアル路線というよりは、『ルパン三世』のような、良い意味で荒唐無稽なフィクション性の際立った作品にするのもありなのでは。こうして予想するのがドラマファンとしては楽しいですね」

　メインの5名だけも十分豪華なキャスティングだが、追加キャストにも歴代の日曜劇場出演者が名を連ねそうな『VIVANT』。次なる情報発表はいつになるか。

■放送情報
日曜劇場『VIVANT』
TBS系にて、7月スタート 毎週日曜21:00～21:54放送
出演：堺雅人、阿部寛、二階堂ふみ、松坂桃李、役所広司
原作・演出：福澤克雄
プロデューサー：飯田和孝
製作著作：TBS
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