カンヌ映画祭ある視点部門審査員特別賞受賞 『Rodeo ロデオ』6月2日公開決定

『Rodeo ロデオ』6月公開決定

 第75回カンヌ国際映画祭ある視点部門審査員特別賞を受賞したフランス映画『Rodeo(原題)』が、 『Rodeo ロデオ』の邦題で6月2日よりヒューマントラストシネマ渋谷、K’s cinema、アップリンク吉祥寺ほかにて公開されることが決定した。

 本作は、ノンバイナリーを公言するローラ・キヴォロンの長編デビュー作。バイクにまたがるためにこの世に生を受けたジュリア。短気で独立心の強い彼女は、ある夏の日、「クロスビトゥーム」というヘルメットを装着せずに、アクロバティックな技を操りながら公道を全速力で疾走する、イケてるバイカーたちに出会う。ある事件をきっかけに、彼らが組織する秘密結社の一員となった彼女は、超男性的な集団の中で自分の存在を証明しようと努力するが、次第にエスカレートする彼らの要求に直面し、コミュニティでの自分の居場所に疑問を持ち始める。一発触発、ヒリヒリと火傷しそうなジュリアと男たちとのハードな闘いがはじまる。

 初披露となった2022年の第75回カンヌ国際映画祭ある視点部門では、審査員長の監督・女優のヴァレリア・ゴリノを筆頭に、『ウィンターズ・ボーン』のデブラ・グラニック監督、『COLD WAR あの歌、2つの心』の女優ヨアンナ・クーリクら審査員たちの絶大な支持を受け、本作のために特別に設けられた“審査員の心を射抜いた”という意味のクー・ド・クール・デュ・ジュリー賞を授与された。

 公開決定の報とあわせて、ティザーポスターと場面写真も公開された。

ローラ・キヴォロン監督
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ローラ・キヴォロン監督
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■公開情報
『Rodeo ロデオ』
6月2日(土)より、ヒューマントラストシネマ渋谷、K’s cinema、アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開
出演:ジュリー・ルドリュー、ヤニス・ラフキ、アントニア・ブルジ、コーディ・シュローダー、ルイ・ソットン、ジュニア・コレイア、アハメッド・ハムデイ、ダブ・ンサマン、ムスタフ・ディアンカ、モハメド・ベッタアール、クリス・マコディ、ジャンニ・カイラ、クェンティン・アリジ、ブリス・ストラエイリ、セバスティアン・シュローダー
監督・脚本:ローラ・キヴォロン
共同脚本:アントニア・ブルジ
配給 : リアリーライクフィルムズ+ムービー・アクト・プロジェクト
提供 : リアリーライクフィルムズ
©2022 CG Cinéma / ReallyLikeFilms

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