ベテラン子役の“心くん”が高校生役に! 寺田心が『相棒』で披露する“今”の姿

『相棒』で寺田心が高校生役に!

 2月15日放送の『相棒 season21』(テレビ朝日系)第17話に、毎日同じ建物の定点写真を撮っている高校生役として寺田心が出演する。

 とある殺人現場を訪れた右京(水谷豊)は、一人の少年がその建物にカメラを向けていることに気付く。彼は、数年前から毎日欠かさず同じ建物の写真をSNSにアップしている奥山幹太(寺田心)という高校生。だが、事件以来、SNSの更新が止まっていた。興味を引かれた右京は、薫(寺脇康文)と撮影ポイントへ向かう。カメラを手にした幹太は何か隠している様子だが、ふたりはうまくはぐらかされてしまう。何かを隠していると確信した右京たちは、幹太に目をかけている大塚あゆみ(大野いと)という気鋭の女性カメラマンのことを調べ始める。

 寺田は、3歳から芸能活動を開始。バイキンの姿をしたビッグベン・リトルベン親子が、綺麗なトイレを目の前に「あのトイレには近づくな……!」「どうして? ビッグベン!」と会話している印象的なトイレのCMを覚えている人も多いことだろう。また、かわいらしい声で、無邪気な寺田だが、非常に礼儀正しく、共演者や周囲の人たちに大人顔負けの丁寧な言葉遣いで対応するというギャップでも話題となり、数多くのCMやバラエティ番組に出演してきた。

『妖怪大戦争 ガーディアンズ』©︎2021『妖怪大戦争』ガーディアンズ

 寺田は映画やドラマにも多く出演。『妖怪大戦争 ガーディアンズ』(2021年)では主演を務め、気弱で臆病な性格でありながら伝説の妖怪ハンターの血を受け継いでおり、勇気を持って妖怪獣と戦う渡辺兄を演じた。さらに、38歳から11年に渡ってひきこもり生活を続けていた中学校教師が奮闘する姿を描いた『ひきこもり先生』(NHK総合)のシーズン2では、母子家庭で病気の母の介護をしているヤングケアラーの中学生という、難しい役にも挑戦している。

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