魅惑の“ミステリアスセクシー”ウィ・ハジュン 『シスターズ』で初キスシーン熱望の声
衝撃的などんでん返し展開で、強烈な没入感を与えてるNetflixで配信中の韓国ドラマ『シスターズ』。事件のスケールと謎が大きくなればなるほどに、ウィ・ハジュン演じるチェ・ドイルの深い沼に溺れているのは筆者だけではないだろう。誰よりも冷徹で、どこか信じられない空気を醸しだすミステリアスな一面も、彼のセクシーさを引き立たせる。
韓国の南西部にある島、ワンド郡からアイドルを夢見て上京し、映画『コインロッカーの女』で俳優としてデビューした彼は、『よくおごってくれる綺麗なお姉さん』でソン・イェジン演じるヒロインのジナの弟役を演じ、注目を浴びる。『ロマンスは別冊付録』『18アゲイン』では、男主人公のライバルである“二番手役”を魅力いっぱいに演じた。劇中の恋は報われなかったが、ヒロインを想う誠実な姿は女心を溶かすのには十分だった。その後も『バッド・アンド・クレイジー』では、痛快なアクションを披露し、映画『殺人鬼から逃げる夜』では、強烈な連鎖殺人鬼を演じるなど、アクション、ロマンスなど多様なジャンルを縦横無尽に渡り歩きながら、着実にフィルモグラフィーを積み重ねて演技力を証明してきた。
彼が日本をはじめとするグローバルファンの視線を釘付けにし、大ブレイクを果たしたのが『イカゲーム』だ。彼は行方不明の兄を探して、456億ウォンの賞金がかかった謎のサバイバルゲーム場に潜入した刑事ジュノ役を演じた。視聴者と同じ目線で物語の糸口を解いていく“キーパーソン”でもある彼は、不自然な言動で徐々に周囲から次第に怪しまれ、視聴者に強烈な緊迫感を与えた。マスク越しに見える強烈な眼差しで、まさに「ミステリアスセクシー」な魅力を放ち、米国週刊誌ピープルが選定した「2021年最もセクシーな男25人」にも選ばれた。そんな彼が、『シスターズ』でまた一段とセクシーな魅力を爆発させ、沼人を爆誕させている。
『シスターズ』は、貧しくもたくましく育った三姉妹が、韓国で最も裕福で有力な家族にそれぞれの方法で対抗する物語を描くドラマだ。長女インジュ(キム・ゴウン)の先輩で唯一の理解者であるファヨン(チュ・ジャヒョン)が遺した700億ウォン(約70億円)の大金の謎と、死の真相を追ううちに、三姉妹は富と権力をもつ権力者たちの陰謀に巻き込まれていく。