『テッパチ!』ついに町田啓太と白石麻衣の恋が進展 恋愛も友情も“思いやり”がテーマに

『テッパチ!』町田啓太と白石麻衣の恋が進展

 陸上自衛隊を舞台に青年たちの成長と熱き思いを描いた水10ドラマ『テッパチ!』(フジテレビ系)。8月31日に放送された第9話は、国生宙(町田啓太)と馬場良成(佐野勇斗)が所属する大木班の班長・大木隆之(久保田悠来)と、駐屯地イチの爽やかイケメン風間速人(工藤阿須加)の魅力を再確認する回となった。

 もはや『テッパチ!』名物とも思える冒頭の和気あいあいシーン。今回は大木班全員と、こちらもおなじみの存在、国生と馬場の訓練生時代の同期・西健太(藤岡真威人)の7人で合コンに参加。エステティシャンだという女性たちとの時間を過ごした。

『テッパチ!』第9話

 このシーンで、風間はモテ男っぷりを発揮する。男性陣7人に対して、3人のみで臨んできた女性に「3人でも来てくれてありがとう」と笑顔で労い、前のめりで相槌を打つ。それでいて、男性陣への配慮も忘れない。風間のキャッチコピーとも言えるイケメン、モテるというワードの裏付けをしっかりと感じさせられた1コマだった。

 しかし、今話の中盤で風間は大木と不穏な空気に。野村晴樹(結木滉星)が、風間が隊内で起きた事故や事件を調査する部隊・警務隊に呼び出されているとリークしたのもあって、休日のたびに女性と遊んでいる、女性に対して適当な対応をしていることを大木は風間に直接指摘したのだ。しかし実際には、これらのことは大木の勘違いだったと判明する。風間は警務課の第302保安警務中隊への異動を志願しており、そこに配属されるためにふさわしい存在となるべく休日は自らの希望で柔道の稽古をつけていたのだ。そんな大事な決断を「口にしてしまったら、寂しくなる気がして……」というのも、風間の憎いところだ。

『テッパチ!』第9話

 一方、大木の魅力を再確認するシーンも。まず、合コンの後日、風間が宙や馬場に「あの人は終わっている」と大木のことを話しているのを聞き、大木は頭ごなしに怒るのではなく、ひとりずつ面接を行うと言い出す。ここで大木は国生に対して温かい言葉を贈るとともに、ラグビーの話をした。しかし、正直なところラグビーを再びやることに気が乗らない国生は「もうやるつもりないんで」と気まずそうに返答。これに対し、大木は「なんで?」と言わず「そうか。ボールを持って駆け回る姿は、かっこいいはず」とだけ告げた。人には踏み込まれたくないこともある、そのことを理解し、だけれども部下のことを出来るだけ気にかけたい。そんな大木の優しさが垣間見えた。

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