新海誠新作『すずめの戸締まり』旅の青年、白い猫、小さな椅子の詳細が明らかに

『すずめの戸締まり』キャラクター情報

 新海誠監督最新作『すずめの戸締まり』に登場するキャラクターの詳細が発表された。

 本作は、『君の名は。』(2016年)、『天気の子』(2019年)に続く、新海監督3年ぶりとなる最新作。日本各地の廃墟を舞台に、災いの元となる“扉”を閉めていく旅をする少女・すずめの解放と成長を描く冒険物語となっている。

 このたび、ヒロインのすずめを取り巻くキャラクター、「旅の青年」「白い猫」「小さな椅子」の詳細が明らかに。

 「旅の少年」の名前は宗像草太といい、“災い”をもたらす扉を閉める「閉じ師」である。彼は、扉探しの旅の途中で廃墟へ向かうすずめと出会う。予告映像では、2人が扉を閉るために奮闘する姿が描かれている。

 また「白い猫」の猫の名前はダイジンといい、人の言葉を話す。そのため扉が開く場所に度々出没しては、すずめたちを翻弄する。SNS上では、ハッシュタグ“ダイジンといっしょ”が生まれるほど注目を集めるキャラクター、ダイジンは一体何者なのだろうか。

 最後に「小さな椅子」の正体は、幼少期のすずめが使っていた脚が1つ欠けた3本脚の子供用椅子である。予告映像では生きているかのように駆け回る様子が捉えられているが、動けるようになったきっかけにはある出来事があった。またフェリーの中で動く姿、すずめと坂を駆け上がる姿も明かされ、さらに謎が深まる。

 新海監督は本作について、「あちこちで開け放しにし続けてきてしまった扉を、どのように閉めることが出来るのか。それをすずめに託し、戸締まりをしながら日本列島を旅する物語を作っています」と語っている。

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■公開情報
『すずめの戸締まり』
11月11日(金)全国公開
原作・脚本・監督:新海誠
キャラクターデザイン:田中将賀
作画監督:土屋堅一
美術監督:丹治匠
制作:コミックス・ウェーブ・フィルム
制作プロデュース:STORY inc.
配給:東宝
(c)2022「すずめの戸締まり」製作委員会

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