『テッパチ!』町田啓太たちが一丸となる 一ノ瀬颯にとって仲間が“家族”のような存在に

『テッパチ!』町田啓太たちが一丸となる

 第2話での国生宙(町田啓太)と荒井竜次(佐藤寛太)の体力勝負をきっかけに、一つにまとまり始めた第1班。だが、メンバーいち寡黙な武藤一哉(一ノ瀬颯)が少年刑務所あがりだという噂が浮上したことで、班内に緊張感が生まれる。

 『テッパチ!』(フジテレビ系)第3話では、謎に満ちた武藤のある暗い過去が明かされた。

 入隊当初から、誰とも深く関わろうとしてこなかった武藤。練習態度は真面目で、特に大きな問題を起こしたこともない。だけど、多くを語らないことから、他のメンバーは少なからず不気味に思っていた。

 そんな彼が「父親を刺し殺した」という噂にみんなが怯える中、新たな訓練がスタート。

『テッパチ!』

 桜間冬美2尉(白石麻衣)に良いところを見せたいあまり、銃の操縦に手間取る国生だが、別の意味で本調子じゃなかったのが武藤だ。男性教官から度の過ぎた厳しい指導を受け、武藤は我を忘れて暴れ出す。

 その様子を見てメンバーはさらに不信感を募らせていくが、国生は武藤を見放そうとはしなかった。それは冬美の影響もあるだろう。足並みが乱れると命取りになるこの世界において、仲間との結束力を深めることが何よりも大事だと教えてくれた冬美。今回は彼女の活躍が凄まじかった。

 教官として国生の緊張をほぐしたり、武藤の処遇について上官に意見したりと、ドライに見えて実は誰よりも自衛官候補生たちを大事に思っていることが伝わってきた。そんな冬美に出会ってから、国生も急激な変化を見せている。何よりも驚いたのは、彼が武藤のために仲間をまとめ上げたことだ。

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