『義経のスマホ』義経役は川栄李奈 「ひなたを演じた身として、とても身の引き締まる思い」

『義経のスマホ』義経役は川栄李奈

 5月23日深夜から放送中の『義経のスマホ』。このたび、義経役を川栄李奈が演じていることが発表され、キャストからのコメントが公開された。

 本作は、『光秀のスマホ』、『土方のスマホ』に続く、全編スマホだけで送るSF時代劇第3弾。「源義経がスマホを持っていたら?」という設定と全編スマホ画面のみという演出、“史上最も陰キャな義経”という新しい義経像、そして過剰に詰め込まれたパロディと歴史小ネタで、深夜の5分番組にも関わらずTwitterのトレンド入りするなど大きな話題になっている。

 これまで放送されたのは、全8話中の1~4話。キッズケータイを卒業し、しっかりスマホ中毒となった義経が、新しいスマホと自分の居場所を求めて意識高い系武士の兄・頼朝と合流。木曽義仲との戦、一ノ谷の戦いで思いがけず勝利を重ね、頼朝の信頼を勝ち得ていくところまでが描かれた。

 5月30日深夜から始まる後半の第5話から第8話では、ついに平家との最終決戦である屋島の戦い、壇ノ浦の戦いがやってくる。その戦いの中で陰キャ義経にも変化が生じ、鎌倉御家人たち、そして兄・頼朝との関係に新たな局面が訪れる。

 放送前から「義経を演じるのは誰?」「弁慶、頼朝は?」と大きな話題になっていたキャストは、第4話放送をもってすべて明らかに。 義経は川栄、弁慶は小澤征悦、頼朝は塚本高史が演じている。また、声優の関智一が梶原景時、芸人の松村邦洋とガリベンズ矢野がそれぞれ、後白河法皇、大江広元として登場している。

コメント

川栄李奈(源義経役)

『義経のスマホ』義経役の川栄李奈

過去にも大河ドラマなどで歴史上の人物を演じさせていただく機会はあったので すが、まさか自分が源義経を演じることになるとは思いませんでした。
『カムカムエヴリバディ』で、時代劇をこよなく愛する虚無蔵さんに「時代劇を救ってほしい」と言われたひなたを演じた身として、とても身の引き締まる思いです!
撮影手法もコンセプトもとても画期的ですので、新たな視点で時代劇を楽しんでいただける作品になっていると思います。是非楽しんでいただけたら嬉しいです!

小澤征悦(弁慶役)

スマホを通じて見た世界がこんなにも新鮮とは!
ある意味スマホって、その人そのもの、鏡ですよね。
自分的には今回、新たに木曽義仲から武蔵坊弁慶に転向させて頂きました笑

塚本高史(源頼朝役)

史実に基づいてるところもあるし、だけどそれを現代風に伝わりやすくなっている内容なので全然歴史に興味がなかったりとかちょっと難しくて毛嫌いしてる人でもこれを機に見やすく見てもらって歴史を知るキッカケになってくれればいいなと思います。

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■放送情報
『義経のスマホ』
NHK総合にて各日24:25〜24:30放送
5月30日(月)深夜:第5話「わかりやすく調子づく男」
5月31日(火)深夜:第6話「肝心なことを見落とす男」
6月1日(水)深夜:第7話「バレちゃった俺」
6月2日(木)深夜:第8話(最終話)「さよなら、大好きな男」
(c)NHK
NHKプラス:https://plus.nhk.jp/watch/st/g1_2022052419230?playlist_id=9e3476e3-a874-4624-a195-d1f7ef99e769

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