『ムチャブリ!』雛子が浅海への気持ちを再確認 志尊淳、松田翔太との三角関係が動き出す

『ムチャブリ!』雛子が浅海への想いを再確認

「俺……あなたのことすっげぇ嫌いなのに」

 子会社社長・高梨雛子(高畑充希)に野心家で優秀な若手部下・大牙涼(志尊淳)が何か自身でも消化し切れない想いを伝えかけたところに、親会社「リレーション・ゲート」のカリスマ社長・浅海寛人(松田翔太)が現れたところで幕を下ろした『ムチャブリ! わたしが社⻑になるなんて』(日本テレビ系)第4話。

 浅海からの「1カ月後にレストランチェーン5店舗オープン」の“ムチャブリ”に加え、「プチボナール」のワイン仕入れ元から突然取引停止の宣告受けた雛子。どうやら野上フーズと専属契約を結ぶことになったようで、御曹司の野上(笠松将)が裏で糸を引いているのだろう。浅海に異様な執着を見せていた彼が、浅海の秘書・柚(片山友希)に接近する不穏な動きも見られた。

 ワインの仕入れ先候補として現在プレミア価格で取引されている「伝説のワイン」を作る山梨の個人ワイナリーに雛子と大牙で商談に向かうも、オーナーの春乃(南野陽子)には何を言っても暖簾に腕押し。亡くなった夫が作った「伝説のワイン」は現在製造も販売も中止しており、ストック分しか残っていないと聞いた大牙は、時間の無駄になるからと早々に切り上げ他を当たろうと提案する。

 柚との恐竜展デートの前には恐竜について熱心に下調べをして臨むもいまいち盛り上がらず、仕事でも本社勤務の同期は大型受注を上げ社長賞をもらったと聞き焦りを募らせている大牙からすれば、行き当たりばったりで策なしなのに、なんだかんだ相手の心を動かし、結果自分の思う方に話を進められている雛子といると、自分の報われなさが際立ち苛立ちが募るのだろう。雛子の仕事の進め方を「生産性がなさすぎる」とした上で、「いっつもいっつも小さなせせこましいトラブルであたふたしている会社にもあなたにも、もう全部にイライラしているんです。そもそも俺はこんな子会社でくすぶっているタマじゃないんです。本社でもっと大きな、やりがいのある仕事がやりたいのに」と一気に不満をぶちまけてしまう。しかしこの不満は全て彼自身に向けられているようにも聞こえた。

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