『私ときどきレッサーパンダ』吹替版声優に佐竹桃華&木村佳乃 日本版本予告も公開

佐竹桃華&木村佳乃、ピクサー新作の声優に

 3月11日よりディズニープラスで独占配信される『私ときどきレッサーパンダ』の日本版声優として佐竹桃華と木村佳乃の参加が決定し、あわせて日本版本予告が公開された。

 本作は、ピクサーの短編アニメーション『Bao』で第91回アカデミー賞短編アニメーション賞をアジア系女性として初めて受賞したドミー・シーが監督を務めたディズニー&ピクサー最新作。

 主人公メイは、母親の前ではいつも“マジメで頑張り屋”のいい子。しかし本当は推しのアイドルグループや好きな男の子に夢中で、ときには友達とハメを外して遊んだりする明るい自分を母親に秘密にしている。そんなメイは、ある出来事をキッカケに自分を見失い、感情をコントロールできなくなってしまう。悩みこんだまま眠りについたメイが翌朝目を覚ますと、なんとモフモフなレッサーパンダになってしまっていた。 突然の変身に隠された、メイも知らない驚きの“秘密”とは。

『私ときどきレッサーパンダ』|本予告編|Disney+ (ディズニープラス)

 主人公・メイ役の日本版声優に抜擢された佐竹は、2020年にホリプロタレントスカウトキャラバンを経てデビューを果たし、ドラマや舞台、バラエティで活躍する。そして、木村はメイを愛するがあまり過保護になってしまう母親・ミン役として出演する。2人は、US本社のオーディションを経て、見事ディズニーの日本版声優の座を射止めた。佐竹は決定の知らせを聞き、「嬉しさと驚きのあまり鼻血が出ちゃいました。“まさか!”と、叫んで泣いて鼻血出しての大興奮でした(笑)」と、驚きのあまりパニックになったことを明かす。隣で話を聞いていた木村は、劇中でレッサーパンダになってしまったメイと佐竹を重ね、「まさにメイそのままだね」と、一緒に笑った。そんな木村は、「2人の娘がいるので、非常に共感しやすい役を頂けたなと思い、嬉しかったです」「手を差し伸べすぎないことも大事だなと、私自身勉強になりました」と語った。佐竹も「メイちゃんは、お母さんのために頑張っちゃうところがあるんです。私も自分の活躍でお母さんが喜んでくれるのを分かっているからこそ頑張ってしまうので、すごく共感しました」とメイに共感したことを明かした。

 なお、今回が声優初挑戦の佐竹は、「“初挑戦だからなんて言ってられないぞ!”というプレッシャーを感じましたが、スタッフのみなさんが本当に優しくて、的確なアドバイスをしてくださるので、リラックスしてアフレコに挑むことができました」と振り返る。一方、木村は、実写作品とアニメーションの違いを感じたようで、「表情の変わり方が実写より100倍速かったです。すごい表情が豊かなので、それに負けないような声を出したり、普段のお芝居では使わないような声色を使いました」とアフレコの苦労話を語った。

 本作でメイを通して描かれるのは、「本当の自分らしさとは?」と、人生で誰もが一度は悩むテーマ。作品について佐竹は、「自分の好きな面も嫌いな面もあるけれど、全部ひっくるめて自分なんだよということを感じ、前向きな気持ちになってもらえたらいいなと思います」と、自分を好きになるための後押しとなる“メッセージ”が込められていると語る。木村も、「どの世代の方にも喜んでいただけて、明るい気持ちになっていただける作品ですので、何度も観ていただけると嬉しいです」と作品に対しての自信をみせた。

(左から)佐竹桃華、木村佳乃

■配信情報
『私ときどきレッサーパンダ』
ディズニープラスにて、3月11日(金)より見放題で独占配信開始
(c)2021 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「ニュース」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる