『カムカム』るいとジョーをつなぐ「サニーサイド」 博多大吉「確定ですね」も納得の展開

『カムカム』るいとジョーをつなぐ曲

 1月6日放送の『あさイチ』(NHK総合)朝ドラ受けの中で、博多華丸が『カムカムエヴリバディ』(NHK総合)第47話でのジョー(オダギリジョー)はるい(深津絵里)が着ていたシャーベットカラーのワンピースをステージから見て、同じ色のジャケットに着替えたのではないかという「シャーベットクイズ」が話題となった。

 残念ながら結果は、着替えておらず。公式Twitterでも、制作統括の堀之内礼二郎氏が「るいとジョーは初めから気が合っていたということかもしれませんね。華丸さんに2人の関係についてあんな風に想像をめぐらせてもらえて、とても嬉しいです」とコメントを出す異例の事態となった。重要なのは、その結果ではなく2人の気が合う、いくつかの共通点である。

 もう一つの共通点が2人にとっての特別な曲「On the Sunny Side of the Street」だ。ただ、るいにとっての特別とは、心の奥底に溜まった泥のような、母・安子(上白石萌音)との思い出したくない記憶が付随した特別である。第47話では、ジョーの演奏に過去の記憶が呼び起こされ、るいは彼の吹くトランペットを最後まで聴かないまま、ジャズ喫茶「Night and Day」を飛び出していく。

 街のネオンが水面に映る橋で物思いに耽るるい。追いかけてきたジョーに、るいは「あなたのせいで余計なこと、思い出してしもうた。忘れたかったのに。忘れるために岡山を出たのに」と思いを吐き捨て、再びジョーの元から去って行く。るいがジャズ喫茶の支配人・木暮(近藤芳正)から、ジョーにとっても「サニーサイド」が特別であることを聞くのはその後のこと。ジョーはるいの「すごく特別な曲」と一緒にある涙の理由を知りたかった。助けてあげたかったという気持ちに近いのかもしれない。

 さらに、2人が互いを思いながら見上げる月は、気が合うという視点から、どこか惹かれあっているようなイメージへと移り変わっていく。7日のオンエア後の朝ドラ受けで、博多大吉は「確定ですね」とるいとジョーの関係性について、視聴者の気持ちを代弁してくれていたが、そう思わせる急展開が起こったのがラスト4分の地蔵盆だった。



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