2021.12.17 17:45

小栗旬、新垣結衣にストーカー的なアプローチ!?　小池栄子「そういうところ義時っぽい」

文・取材＝nakamura omame

　小栗と義時の共通点について、新垣は「周りを放っておけない感じ。若い義時さんは純朴な雰囲気が全面に出てますし、そういう雰囲気をご本人に感じる時もある」と語る。

　だが、周囲に振り回される義時とは遠いようで、「どっちかっていうと、振り回しがちかもしれない」と小栗。そんな小栗とプライベートでも交流のある菅田は「似ているのは、誰かと誰かの架け橋になっているところ。人と人をつなぐ義時の姿に、既視感がある」と述べた。

　キャスト陣からイメージ通りだと言われた新垣は、「八重さんは自分に似てるとは思わない。あんなに強くてしっかりしてるかな」と恐縮気味。小栗から「今回共演させてもらって、動じない人なんだなって」と言われた新垣は、「動じてる。今もどんどん顔赤くなってますよ」と照れ笑い。さらに小栗が「リハーサルに早めに来たり、自分とは関係ないシーンを覗いている姿をよく見かけたんですよ。それが素敵だなと思って」と続けると、小池は「見てるよね～。そういうところ義時っぽい。ちょっとジメッとしてる」といい、小栗も「義時はストーカーチックなところがある。もしかしたら今回僕のガッキーに対する現場でのアプローチは、若干ストーカー的なところがあるかもしれない」と笑った。

　またドラマに登場する好きなキャラクターを聞かれた小栗は、「義仲さん（青木崇高）が格好いいんだよな」といい、「歴史上“去りゆく人たち”がいるんですけど、みんな格好いいんですよね。散り際というか」としみじみ。かたや大泉は「頼朝さんが倒していく人たちを、三谷さんがやたら格好よく描いちゃう」と好感度の低下を気にしている様子。さらに、小栗がマスクに毎日メッセージを書いてくれると明かし、「ある日、『全部大泉のせい』って書かれてる日があった。大泉じゃないんだよね、頼朝なんだよ」と否定するも、小栗は「8割がた、大泉のせいなんですよ」とおどけてみせた。

　どんな質問が飛んでも、楽しそうにトークを展開するキャストたち。小栗が「僕はみんなから『どうにかしなさい』って言われる。次の大河は『どうする家康』だけど、『どうする義時』でもイケたんじゃないかな」と語ったり、第1話で馬上逆立ちを披露する菅田に、小栗が「1年以上トレーニングしたって？」と話すと、菅田が「そうなんですよ、この日のために。最終的には片手でいきましたからね」とユーモラスに返したり。会見は終始、チームワークばっちりの穏やかな雰囲気に包まれていた。