立木文彦、ショッカーの幹部役で『仮面ライダー ビヨンド・ジェネレーションズ』出演決定

 12月17日に公開される映画『仮面ライダー ビヨンド・ジェネレーションズ』に立木文彦が出演することが決定。さらに声優の上田燿司、松本梨香、森川智之、中尾隆聖、玄田哲章の出演も発表された。

 現在、毎週日曜午前9時よりテレビ朝日系にて放送中の『仮面ライダーリバイス』では、主人公の五十嵐一輝(前田拳太郎)が自分の家族を守るために、一輝に宿る悪魔のバイス(声・木村昴)と契約を結び、一輝は仮面ライダーリバイに、バイスは仮面ライダーバイスに変身するという人間と悪魔がバディを組んだ仮面ライダーが登場。本作では、そんな『仮面ライダーリバイス』を中心に、さまざまな時代の仮面ライダーが出演する。

 脚本は『仮面ライダーオーズ』『特命戦隊ゴーバスターズ』『宇宙戦隊 キュウレンジャー』を手がけた毛利亘宏が担当し、監督は『仮面ライダーセイバー』『仮面ライダーリバイス』とTVシリーズを2作連続でパイロット監督を担当した柴﨑貴行が務める。アクション監督、特撮監督にはそれぞれ渡辺淳、佛田洋が名を連ねた。

 仮面ライダー誕生の1971年、現代である2021年、そして仮面ライダー誕生から100年後の2071年という、3つの時代が戦いの舞台となる本作。時をさかのぼる事50年前の1971年、悪の秘密結社・ショッカーは最強の改造人間を生み出すべく、スポーツ万能、頭脳明晰の青年・本郷猛を捕らえ、改造手術を行った。そうして生まれた仮面ライダー1号。本作では、手術当日の“もう一つ”のエピソードが描かれる。

 立木が演じるのは、1971年から2021年にやってきた、ショッカー研究員の百瀬龍之介(中尾明慶)と研究を共にする、悪の秘密結社・ショッカーの幹部。『仮面ライダーW』のガイアメモリ音声、『仮面ライダークウガ』、『仮面ライダー剣』、『仮面ライダーディケイド』など、仮面ライダーシリーズを声優として支えてきた立木が、本作には俳優として登場し、仮面ライダーの前に立ちはだかる。

 さらに、仮面ライダーリバイスらの前に登場する悪魔たちの全貌が明らかに。ある封印が解けて現れたディアブロと、そのディアブロの体内から生まれた4人の悪魔。4人の悪魔の名前は、ヒミコ・クリスパー、クフ・クリスパー、エジソン・クリスパー、レオニダス・クリスパー。古代中国の史書に期されている倭国の女王・卑弥呼、古代エジプトの王でギザの大ピラミッドを建造されたとするクフ、電気を発明したエジソン、スパルタ随一の英雄として壮絶な死を遂げたレオニダスら、歴史上の偉人の遺伝子情報が収められたクリスパースタンプを用いて出現する悪魔となる。

(左から)玄田哲章、森川智之、上田燿司、松本梨香、中尾隆聖

 この悪魔たちの声を、上田、松本、森川、中尾、玄田の5名が担当する。『仮面ライダー鎧武』、『宇宙戦隊キュウレンジャー』、『魔進戦隊キラメイジャー』などで声優を務めた上田がディアブロ、『仮面ライダー龍騎』ではTVシリーズ初の女性ボーカル主題歌を担当した松本がヒミコ・クリスパー、『獣電戦隊キョウリュウジャー』の賢神トリン/キョウリュウシルバーを演じた森川がクフ・クリスパー、『仮面ライダーキバ』、『天装戦隊ゴセイジャー』などの中尾がエジソン・クリスパー、『特命戦隊ゴーバスターズ』などの玄田哲章がレオニダス・クリスパーをそれぞれ演じる。

■公開情報
『仮面ライダー ビヨンド・ジェネレーションズ』
12月17日(金)全国公開
出演:前田拳太郎、木村昴(声の出演)、内藤秀一郎、日向亘、井本彩花、濱尾ノリタカ、浅倉唯、関隼汰、八条院蔵人、小松準弥、田邊和也、山口貴也、川津明日香、青木瞭、生島勇輝、富樫慧士、岡宏明、市川知宏、アンジェラ芽衣、庄野崎謙、知念里奈、映美くらら、戸次重幸、古田新太、中尾明慶、立木文彦
原作:石ノ森章太郎
脚本:毛利亘宏
監督:柴﨑貴行
音楽:中川幸太郎、山下康介
アクション監督:渡辺淳
特撮監督:佛田洋
配給:東映
(c)2021「ビヨンド・ジェネレーションズ」製作委員会
「ビヨンド・ジェネレーションズ」製作委員会
(c)石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映
公式サイト:http://kamenrider-winter.com/
公式Twitter:@toeiHERO_movie

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