『じゃない方の彼女』地獄のBBQに山下美月ら大集合 絶体絶命の濱田岳はどうなる?

『じゃない方の彼女』濱田岳が絶体絶命

 “バチに当たって万事休す=BBQ”、すなわち“地獄の業火に焼かれるバーベキュー”の様子が描かれた『じゃない方の彼女』(テレビ東京系)第8話。

 妻・麗(小西真奈美)と娘の沙織(宝辺花帆美)が友達としてバーベキューに招いたのが、あろうことか天然魔性系女子大生・怜子(山下美月)だったのだ。遅かれ早かれ、こういう事態は起こっていただろう。来るべき時が遂に来てしまったのだ。大学の准教授・雅也(濱田岳)にとって絶体絶命のピンチに、さらなる招かれざる客がやってくる。

 怜子の幼なじみ・彩菜(東野絢香)は、もう2人の関係に気がついただろう。怜子宅に押しかけた際に見慣れぬスマホに着信があり、その時に鳴った着信音と同じ“この木なんの木”が今目の前で雅也のスマホから鳴り響き、さらにはあの時表示された着信履歴の“片桐先輩”は間違いなくバーベキューにも来ている片桐(山崎樹範)に違いないと点と点が、記憶と目の前に広がる現実が繋がってしまっただろう。流石に着信音が独特すぎてこれは言い逃れできそうにない。

 彩菜を挟んで、雅也が怜子にジェスチャーで必死に何かを伝えようとするさまは、まさに前話の怜子宅でのやりとりのデジャブで、既視感しかない。

 さらには、怜子の趣味が盆栽であることが発覚し、麗も「若いのに珍しいわね〜」と、意外すぎる雅也との共通点に驚いていた。あまりに特定要素が強すぎる着信音と趣味で双方ごまかせそうにない。

 雅也が「麗ちゃ〜ん」と呼ぶ声に、麗だけでなく怜子まで返事をしてしまったり、そうでなくとも、特に雅也の挙動不審ぶりが凄まじく、どこからどう見ても雅也と怜子のやりとりは不自然だ。

 それこそ怜子が第1話から言っていた「偶然が3回続くと奇跡が起きる」になぞらえれば、既に何やら雅也と怜子のかねてからの繋がりを窺わせる事象が3つも露呈しており、これはもはや“偶然”という一言では片付けられないだろう。

 また、麗が彩菜の彼氏についての相談を受けるシーンがあったが、思えば2人とも自分の好きな人が怜子に心奪われている者同士とも言える。

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