ワイスピ×デップー×ワンダーウーマン!? “これぞハリウッド映画!”な『レッド・ノーティス』
リアルサウンド映画部の編集スタッフが週替りでお届けする「週末映画館でこれ観よう!」。毎週末にオススメ映画・特集上映をご紹介。今週は、配信よりも劇場派の宮川が『レッド・ノーティス』をプッシュします。
『レッド・ノーティス』
本連載は「週末映画館でこれ観よう!」というタイトルだが、今週は残念ながら映画館では観ることができないNetflix映画『レッド・ノーティス』を紹介したい。
ドウェイン・ジョンソン、ガル・ガドット、ライアン・レイノルズという、ハリウッド映画の主演クラスの俳優陣が集結した超豪華な顔ぶれからもわかるように、Netflixが莫大な予算をかけて製作した本作。『セントラル・インテリジェンス』に続きドウェイン・ジョンソンとタッグを組んだローソン・マーシャル・サーバー監督の前作『スカイスクレイパー』を彷彿とさせる、ハリウッド超大作の醍醐味を味わえる作品だ。
ド派手なアクション、随所に散りばめられたミステリー要素やコメディ要素、ローマ、バリ、ロシア、ロンドン、バレンシア……とまるで世界を旅しているかのように移り変わっていく舞台設定などなど、「まさにこういう映画を映画館で観たかった!」と言いたくなる、“これぞハリウッド映画!”というような内容になっている。
レッド・ノーティスとは、インターポール(国際刑事警察機構)が発行する最重要指名手配者を対象にした逮捕状のこと。超重大な犯罪者を追うFBIのトップ捜査官は、壮大な美術品泥棒計画を仕掛ける、世界最高の詐欺師と凄腕の大泥棒と出会い、“とある理由”から手を組むことになる。ドウェイン・ジョンソンがFBI捜査官のハートリー、ガル・ガドットが大泥棒のビショップ、ライアン・レイノルズが詐欺師のノーランをそれぞれ演じている。