『カムカムエヴリバディ』濱田岳がはみ出し者の兄を好演 初代ヒロイン上白石萌音も登場

『カムカムエヴリバディ』上白石萌音が登場

 ダンスをする算太は、和菓子を作っている時とは別人のように生き生きとしていた。算太の願いを知った杵太郎と金太は、大阪へダンサー修行に行くことを承諾する。不穏な時代の足音が迫っていた昭和初期、幸せな家庭の中にも旧習やしがらみは残っていた。

 幼い安子をめぐる人々は、同じ商店街にある豆腐屋の娘きぬ(岡陽毬)や同級生の勇(藤原詩音)たち。野球少年の勇は、試合に勝ったお祝いで仲間に和菓子を振る舞う。ホームランを自慢げに話す勇は安子のことが気になっている様子。隣にいるきぬは勇の気持ちに気付いているが、安子は若干引き気味。幼なじみ3人の関係にも注目だ。

 「小豆の声を聴けえ」「おいしゅうなれ、おいしゅうなれ」。煮鍋に向かって語りかける金太。時は移り、14歳になった安子(上白石萌音)がのれんの間からにっこり顔を出す。本編終了後の「カムカムイングリッシュ」では、『おかえりモネ』(NHK総合)の主人公・百音役の清原果耶が朝ドラのバトンを託した。ヒロインの登場とともに、ドラマは激動の時代へと踏み出していく。

■放送情報
NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』
総合:午前8:00〜8:15、(再放送)12:45〜13:00
BSプレミアム・BS4K:7:30〜7:45、(再放送)11:00 〜11:15
※土曜は1週間を振り返り
出演:上白石萌音、深津絵里、川栄李奈ほか
脚本:藤本有紀
制作統括:堀之内礼二郎、櫻井賢
音楽:金子隆博
主題歌:AI「アルデバラン」
プロデューサー:葛西勇也・橋本果奈
演出:安達もじり、橋爪紳一朗、松岡一史、深川貴志、松岡一史、二見大輔、泉並敬眞ほか 
写真提供=NHK

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