『鬼滅の刃』堕姫役に抜擢の沢城みゆき 鬼太郎から峰不二子までこなす幅広い表現力に期待

 9月11日より5日間にわたりフジテレビ系で放送された『鬼滅の刃』。9月25日には『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』放送終了直後に、秋から新たにスタートする『鬼滅の刃』の詳細が発表に。10月10日には完全新作エピソードも追加した「無限列車編」を放送、12月5日には新シリーズ「遊郭編」が放送されることが明らかになった。さらに、以前から予想合戦が繰り広げれられていた堕姫役のキャストもついに発表。『終末のワルキューレ』のワルキューレ役でも話題になった沢城みゆきが担当することになった。これらの発表を受けて、以前にも堕姫の配役を予想してくれた(参考:TVアニメ『鬼滅の刃』遊郭編、新情報発表で高まる期待 堕姫を演じるのは誰に?)、声優に詳しいライター・榑林史章氏に話を聞いた。

アニメ『鬼滅の刃』公式サイト
アニメ『鬼滅の刃』公式サイトより

「大方の視聴者の予想通りでしね。私はもう少し若手かなと思ってファイルーズあいさんを推したのですが、奇をてらいすぎたようです(笑)。人気・実力・知名度、申し分ないキャスティングから、制作側の力の入れ具合が伝わって来ます。沢城さんは『終末のワルキューレ』のワルキューレ役についてのインタビューで、ピアノの鍵盤に例えて解説するなど(参照:島爺×沢城みゆき『終末のワルキューレ』特別対談 歌い手と声優、“声”を追求するプロフェッショナルな姿勢)、理論的に声をコントロールしているという印象。感情の起伏の激しい堕姫役ですが、沢城さんなら視聴者の想像の上を行く堕姫を演じてくれるだろうと思います」

 昨今アニメ作品でよく名前が挙がる沢城だが、あらゆる作品から求められる理由として、同氏は以下のように語った。

「鬼太郎役や『HUNTER×HUNTER』のクラピカなどの少年から、峰不二子など大人の女性、『ノーゲーム・ノーライフ』のいづななどの幼女まで(いづな役で歌ったキャラソン「おねがい☆すにゃいぱー」は必聴)。さらに『愛の不時着』のユン・セリの吹き替えも担当するなど、非常に幅広く何でもこなします。どんな役でも、与えられた役柄と毎回真摯に向き合う姿勢で知られています。長くやられている声優は、最初は何かのはまり役でブレイクし、その後は様々な役柄で幅を広げ、年齢を重ねてから最終的に得意な役柄が絞られていくというという印象。沢城さんは今脂の乗った状態でどんどん新しい役柄にチャレンジしている時期でしょう。今、得意なキャラクターを決めつけてしまうのはもったいない。視聴者の『沢城さんのもっとこんな役が見てみたい』という思いが、堕姫役にも繋がったのではないかと思います」



インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「アニメシーン分析」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる