『推しの王子様』泉美が選んだ“サ終”と光井との道 比嘉愛未&渡邊圭祐による撮影秘話も
『推しの王子様』(フジテレビ系)の第9話では、乙女ゲームの制作会社を「乙女ゲームが好き」という情熱で立ち上げた泉美(比嘉愛未)が、次第に仕事にも恋愛にも行き詰まり、悩みを多く抱えるようになってしまっていた。
新作ゲーム「恋する森の中へ」をリリースしたことで、ペガサス・インクのスタッフの士気が急上昇。航が泉美に自ら考えたゲームの企画書を提出したことに刺激され、スタッフそれぞれが新しいゲームの企画を持ち寄り、自主的に企画会議が開かれていた。泉美はそれを知り、嬉しそうに驚きながらも複雑な表情を浮かべる。現在のペガサス・インクの規模では数多くのゲームを展開することが難しかったのだ。
さらに泉美たちが最初に作り上げたゲーム「ラブ・マイ・ペガサス」は、乙女ゲーム界で革命を起こしたと言われるほどの人気を誇っていたが、年々売り上げが下がり、赤字が目立つようになってしまっていた。そんな中、泉美はランタン・ホールディングスから、ランタンの傘下にならないかと提案される。しかし、社長の水嶋(船越英一郎)は、傘下に入る条件として「ラブ・マイ・ペガサス」の「サ終」、つまりサービス終了を要求。泉美は、「スタッフが作りたいゲームを作らせてあげたい」という思いと、これまで続けてきた「ラブ・マイ・ペガサス」を終わらせてもよいのだろうかという思いで大きく揺れ動く。
泉美を演じている比嘉愛未は、渡邊圭祐と直前に行ったインスタライブで、渡邊から「泉美としては辛いシーンが増えてきますが(どうですか?)」と問われ、「本当にどんどん顔が病んでいってる。出演中は辛くて」「自分のやりがいを見失い始めた8話以降からは、ずっと苦しかったんだよね」と撮影当時を振り返っていた。