『推しの王子様』渡邊圭祐&ディーン・フジオカが比嘉愛未に“壁ドン” 関係性に急展開?

『推しの王子様』比嘉愛美が交わした壁ドン

 「推しは私たちに生きる力くれます。喜びをくれます」というセリフとともに、これまで推しがいることの素晴らしさを伝え、推しを糧にお仕事を頑張る人たちに焦点を当ててきたドラマ『推しの王子様』(フジテレビ系)。しかし、誰かや何かを“推す”ことと、“好き”になることはちょっと違う。8月12日放送の第5話では、「好き」とはどういうことなのかという、考えたことがあるようでない、そんなテーマが描かれた。

 杏奈(白石聖)との食事の帰り道に「ずっと好きだった」と思いをぶつけられた航(渡邊圭祐)。杏奈とは幼なじみであるがゆえに、全く意識していなかった航は、杏奈の突然の言葉に戸惑いを隠せない。翌日、新作乙女ゲーム『恋する森の中へ』のプロトタイプ版のチェックが行われ、ゲームの登場人物であるイケメン男子の「気づいたんだ……この気持ちを、『好き』って言うんだって」というセリフを見た航が、ふと「『好き』って何なんでしょうね……」とつぶやく。そして、いままで人を好きになった経験がない航のために、ペガサスインクで緊急会議が開かれる。

「人を好きになると気遣いたくなっちゃう」
「その人の些細な変化に気づいてしまう」
「そばにいたいっていう感覚は大事かも」
「気づいたらその人のことを考えてしまう」

 これらは「人を好きになるとは」という質問に対するペガサス・インクのスタッフたちの答えだ。どれも、どこかで感じたことのある気持ちばかりではないだろうか。「好き」という気持ちを知りたいという航が話を聞きながら、熱心にメモする姿もとても愛らしい。


 これまで航に様々なことを教え、成長を見守ってきた泉美(比嘉愛未)も、「好きになること」を教えることには頭を抱えてしまう。だが、ひょんなことから二人きりで遊園地に行くことになった泉美と航。それがきっかけで航は、「好き」がちょっとずつわかるようになる。

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「国内ドラマシーン分析」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる