『ホワット・イフ…?』第3話はミステリー仕立て もしアベンジャーズが誕生しなかったら?

 マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の“もしも”の世界を描く『ホワット・イフ…?』。今回のエピソード「もしも…世界が最強のヒーローたちを失ったら?」は、映画のようにアベンジャーズのメンバー、アイアンマン、マイティ・ソー、ハルク、ブラック・ウィドウ、ホークアイが揃わず、アベンジャーズが誕生しなかったらの世界を描きます。

 このエピソードは、犯人を追うミステリー仕立ての回です。ただ犯人部分について書かないとほとんど書くことがないので、以下、このエピソードをもう観たという方を前提にしたコラムにさせてください。犯人を知りたくないという方は、いったんここでスキップしてください。

 MCUではニック・フューリーが様々なヒーローたちをスカウトしてアベンジャーズを結成しようとします。まず声をかけたのがアイアンマンことトニー・スタークであり、映画『アイアンマン』のポストクレジット(おまけ)シーンでフューリーが突然トニーの元に現れこの計画を話し、続く『アイアンマン2』でやや自暴自棄気味にドーナッツを食べているトニーに再度、アベンジャーズ計画に加わらないかと話をします。今回のアニメエピソードは映画のそのくだりを再現しており、ブラック・ウィドウことナターシャが注射を打つところも映画と同じなのですが、ここでトニーが死んでしまう! という衝撃的な事件が起こります。

 そしてこれは明らかに殺人事件であり、犯人の疑いをかけられたナターシャが事件の真相を追うという展開です。そして次の殺人はソー。これも『マイティ・ソー』同様にムジョルニア奪還のためにS.H.I.E.L.D. の仮設基地に荒っぽくソーが潜入。この時点でソーが敵か味方わからないのでバートン/ホークアイが出動。ソーを弓で狙います。もちろん映画ではバートンは弓をうちませんが、本エピソードではバートンの弓がソーに命中し絶命。今度はバートンがソー殺しの疑いがかけられますが、バートンも殺されていまいます。

 そしてハルク。モチーフになっているのは映画『インクレディブル・ハルク』での、大学キャンパスでのハルクVS軍隊です。ここでまさかの! 不死身のハルクが殺されてしまいます!!  このシーンの前のくだりで、ナターシャとブルース・バナーの恋人ベティの会話から、スターク殺人事件の鍵は“ナノテク”という言葉が出てきます。



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