永瀬廉×坂口健太郎の表情が悩ましい! 『おかえりモネ』第74話はラブコメ要素満載の回に

『おかえりモネ』ラブコメ要素満載回

 突然百音(清原果耶)の前に現れた、りょーちんこと亮(永瀬廉)。なんと菅波先生(坂口健太郎)とのデート前日の夜という、まあ何とも間がいいのか悪いのかわからないタイミングでの刺客に、観ているこっちが焦ってしまった『おかえりモネ』(NHK総合)第74話。

 以前、永浦家で耕治(内野聖陽)の「百音に医者の彼氏が出来た」という上機嫌そうな言葉を聞き、亮が少し顔を曇らせていたのを思い出す。えっ、もしかして亮……! やっぱり百音のことが気になるの!?  そんなドキドキの展開にも関わらず、当の本人である百音の「あれ? 来たの? とりあえずうち入る?」みたいなマイペースさ。彼女の鈍感具合がここで光る。

 それでもやはり、亮が突然来た理由は気になる百音。亮は「銚子港に来たついでに築地に来た」と、いかにもここが目的地ではなかったように話す。築地の感想として「“うち”の魚も負けてない」と強気に笑顔で話す様子に、彼がもう立派な一人の漁師としてのプライドを持っていることに百音は感心する。一方、話題は百音の中継デビューとなり、何度も見たくせに亮は少し表情を変えて「まだ見ていない」と嘘をついた。しかし、百音が「キャラを変えているし、見なくていい」と言った途端、どこかホッとした様子で「なんだ、キャラ変えているんだ」とうれしそうにつぶやいた。たぶん、テレビの向こうに映る百音が別人に思え、距離を感じたから複雑な気持ちになっていたのかもしれない。

 なんだかまるで、百音のことが好きみたいな雰囲気を出す彼に、百音は「元気?」と彼の様子を再び伺う。突然来たことを言われているのだと気づき、「来ちゃダメなの?」と少し切なそうな顔で答える亮。「ダメじゃないけど……」と面食らう百音に、「あのさ……」と少し真剣な言葉で亮が何かを伝えようとした瞬間、明日美(恒松祐里)が乱入! ザ・王道のラブコメドラマのような間の悪さだ。そう、今回はみんな間が悪い。しかも彼女の後ろには亮が来ることなんてつゆほども予想していなかった未知(蒔田彩珠)が呆然と立ち尽くしている。たまたま明日美プロデュースで特別おしゃれな格好をしていた彼女だけ、間が良い。「かわいいね」と亮に褒められると嬉しくて照れて下を向いてしまう未知が本当に可愛い。

 さて、亮も泊まることになりワイワイ盛り上がる一行。しかし、このとき百音は亮の表情をこっそり見ていた。楽しそうにしているが、何か伝えたいことが、抱えているものがあるのではないかという心配。一方、未知も表情を盗み見るがそれは姉とは異なる動機だ。「楽しいなあ」とつぶやく亮を、未知は複雑な顔をして見つめていた。

 その後、一人でいる亮の元に行って話しかける未知。みんなができなくて、自分だけができる話……今旬な魚の話題を彼にふった。未知も、亮にとっての“みんな”ではなく“特別”になりたいのだ。そして彼に東京に来て不安な気持ちなこと、早く帰りたいと弱さを見せる未知。そんな彼女に「たまにはいいじゃない。そういう格好も、良いよ」とサラッと言ってしまう。彼が誰にでもすぐ、何の気なしにそんなことを言うんだと思っている未知は、うれしさ半分、少し切ない。しかし、そんな彼女に亮は「嘘じゃないって」とさらに畳かける。2人きり、暗がりでこっそり話しながら「寒くない?」「寒くない」なんてやりとりをしているものだから、こちらも「もしかしたら亮は未知のことを“妹”以上に見ているのかも?」と勘繰ってしまうし、その様子を遠目に眺めて微笑む百音と明日美も同じ気持ちだったに違いない。

 彼らを見ていた百音は「明日のデート緊張する」と、自分の方の恋について思い出す。しかし、その言葉を拾った亮は遠くから百音を見つめていた。未知とのいい感じのやりとりを一気に無かったことにする、その永瀬廉の表情が悩ましい!



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