戸田恵梨香×臼田あさ美×大西礼芳、“チンピラ大奥”の迫力 『ハコヅメ』新章として再開

『ハコヅメ』“チンピラ大奥”の迫力

 『ハコヅメ~たたかう!交番女子~』(日本テレビ系)が、3週間ぶりに本放送を再開した。2回の特別編を経て、幕を開けたのは新章と呼ぶに相応しい内容である。

 メインに描かれるのは、予告でも大々的に明かされていた川合(永野芽郁)の初々しい初恋……なのだが、まず触れるべきは事前に告知されていなかった藤(戸田恵梨香)の同期・桃木(臼田あさ美)、松島(大西礼芳)の初登場だろう。

 第4話のラストで、徳永えりが演じるもう一人の同期を含む4人の集合写真が映し出されていたが、早くもこの第5話で2人が登場するとは思わなかった。もはや、女子の溜まり場と化している川合の部屋に藤を含む3人が突入。巻き込まれる形で牧高(西野七瀬)と川合が桃木と松島に怯えながら先輩たちに酒のつまみをキビキビと提供するのであった。

 牧高曰く、桃木と松島は町山警察署では有名人。松島は県警本部所属で、鬼のメンタルを持ち、陸上でオリンピック候補まで行った鉄人。桃木は県警一と言われる美貌ながら女性特別機動隊の分隊長を務める猛者。そこにミス・パーフェクトと呼ばれる藤が揃えば、「チンピラ大奥」の完成だ。

 2人の登場シーンは5分弱と短いながら、その個性的なキャラクターは藤や川合にも負けていないことが分かる。「おっさんに囲まれ過ぎておっさん化」している松島は、分かりやすく男勝りなキャラ。「若い女の子のエキス吸収したくて」と川合にロックオンしたかと思えば、同期生の気配を嗅ぎ取り、源(三浦翔平)と山田(山田裕貴)を狩り川合の部屋に連れ込む。最終的に7名がテーブルを囲むことになるが、改めて錚々たる面々だなとその画を見て思ってしまった。

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