話数少なめだけど見応えあり! 『ナビレラ』『まぶしくて』などオススメ韓国ドラマ5選

『ナビレラ』など短め韓国ドラマ5選

 史劇や長編ホームドラマを除くと、全16話前後であることが多いと感じる韓国ドラマだが、全12話前後と少し短めな韓国ドラマも存在。短めだけれど、骨太で、ついついイッキ見したくような名作を紹介したい。

『ナビレラ -それでも蝶は舞う-』(全12話)

『ナビレラ -それでも蝶は舞う-』予告編 – Netflix

 幸せになることに罪悪感を感じ、心のままに生きることができずにいる23歳の青年(ソン・ガン)と、生計を立てることに必死で自分の夢を置き去りにしてしまった70歳の男性(パク・イナン)が、バレエを通して互いの心を再生していく物語。青年を演じるのは、『わかっていても』や『恋するアプリ Love Alarm』、『Sweet Home -俺と世界の絶望-』などに出演のソン・ガンだ。本作品はWeb漫画が原作で、全12話一貫して、「何かを始めるのに遅すぎることはない」と背中を押してくれる感動作となっている。幻想的な映像美とともに、年の離れた2人が心の距離を近づけていく姿は、あまりに美しく温かくて号泣してしまう。さらに、彼らと交差していく人たちへ優しさが波及していく過程に心が温まり、毎日に疲れてしまった全ての人に贈りたくなる。

『まぶしくて -私たちの輝く時間-』(全12話)

【公式】「まぶしくて ―私たちの輝く時間―」予告編

 時間を戻す代償として、人より早く歳を取ってしまう主人公(ハン・ジミン、キム・ヘジャの2人1役)と、逃げ場がなく辛い日々を過ごして来た男性(ナム・ジュヒョク)を描いた物語。2019年百想芸術大賞では、主演のキム・ヘジャが大賞を受賞した。過去へタイムスリップし、悔いの残る瞬間をやり直そうする設定は、一見ファンタジーにも思えるが、ものすごくリアルさのある物語となっているため、あまり事前に調べ過ぎずに視聴することをおすすめしたい。物語の後半にかけてサスペンス要素が強まっていき、散りばめられていた点の情報が1本の線に繋がる瞬間、涙が止まらない。また、『スタートアップ:夢の扉』や『麗<レイ>〜花萌ゆる8人の皇子たち〜』など幅広い作品に出演のナム・ジュヒョクが魅せる絶望的な目の演技は、視聴者の心を掴んで離さない。“あなたは幸せに生きる価値がある人だ”ということを、物語を通して語りかけてくれるような名作だと思う。

『このエリアのクレイジーX』(全13話)

『このエリアのクレイジーX』予告編 – Netflix

 ある出来事から怒りを抑えることができなくなってしまった憤怒調節障害の刑事(チョン・ウ)と、人を信じることができなくなってしまった強迫性障害の女性(オ・ヨンソ)が、心を通わせながら、お互いの傷を癒していく物語。自分で自分を信じてあげることができないほどに落ち込んでしまった時、側にいて「あなたは大丈夫」といってくれる存在がどれほど大切かを教えてくれる作品だ。観ている側に安心感と自己肯定感をくれる刑事役は、『応答せよ1994』で器の大きな優しい男性スレギ役だったチョン・ウが演じている。1話35分前後×全13話と短めだが、笑いあり、涙あり、サスペンスあり、癒しありと盛り沢山な展開で、“たった1人でも信頼できる味方がいると思うと逆境に耐えて戦う勇気が沸く”ということに気付かせてくれる。



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