『東京リベンジャーズ』一虎の悲しい幼少期が浮かび上がる アニメオリジナルの描写も

 7月16日に最新刊23巻が発売された和久井健の大人気コミック『東京卍リベンジャーズ』。いわずもがな物語の要となるのは、恋人や仲間のためにタイムリープを繰り返す主人公・タケミチが所属することになる“東京卍會(東卍)”だ。本作のTVアニメ第16話が放送され、そんな東卍の悲しい過去が明らかとなった。

 東卍創設メンバーの一人で、現在は芭流覇羅(バルハラ)No.3の一虎にアジトへ連れて行かれたタケミチ 。そこで彼が立ち会ったのは、同じく創設メンバーでありながら東卍と決別した場地が正式に芭流覇羅へ加わる瞬間だ。なぜマイキーを裏切れるのかと問うタケミチに、場地は2年前の出来事を語り始めた。

 マイキー、ドラケン、場地、三ツ谷、パーちん、一虎の6人で創設された東卍。当時の彼らは幼さこそ残るが、物怖じしない姿勢は今と変わっていない。「仲間といれば最強」という感じで、揃いの特攻服で意気揚々とバイクツーリングに出かける。ただ、マイキーだけは“ホークス丸”と名付けた原付バイクに乗っており、それを理由に地元の暴走族から絡まれたりもしていた。

 他のメンバーも原付に乗ったマイキーをからかっていたが、いざという時には仲間思いな一面を見せる彼ら。ホークス丸を壊そうとする不良たちに場地は一人で立ち向かい、ボコボコにされてしまう。そんな場地を助けたのは、スーパーヒーローのように現れたマイキーだ。愛車と不良を蹴り飛ばし、「あんなもんのために体張らしてごめんな」と場地に謝るマイキーに総長たる器の大きさを感じる。

 誰もがカリスマ性と喧嘩の才能を持つマイキーを尊敬し、マイキーは大切な仲間を一人も見捨てることなく助け出す。そんな対等な関係性を築いていた彼らを揺るがす事件が起きてしまった。

 ホークス丸を失ったマイキーに、ホンダCB250T(バブ)をプレゼントしようと考えた一虎。しかし中学生の彼らにバブを購入するだけのお金があるはずもなく、一虎はバイク店から盗み出すことを計画していた。第15話でも一虎は信頼する後輩の脚を平気で折っていたが、柔和な見た目とは裏腹に凶暴な彼はここでも窃盗に対して躊躇のない姿勢を見せる。それだけではなく、場地とともに忍び込んだバイク店で遭遇した店員を撲殺してしまった。



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