『ジュラシック・ワールド/ドミニオン』初映像が公開! 新登場の恐竜の姿も
2022年7月公開予定の『ジュラシック・ワールド/ドミニオン(原題)』。監督のコリン・トレボロウによりティザー映像が公開された。
Let’s go. 🦖 pic.twitter.com/PUlMtx7fxG
— Colin Trevorrow (@colintrevorrow) June 21, 2021
『ジュラシック・ワールド』シリーズの音楽を担当するマイケル・ジアッキーノによる壮大な音楽とともに映し出されるのは、サバンナのような場所で思い思いに過ごす恐竜たちの姿。川の水を飲むアンキロサウルスの群れから始まり、特徴的な頭部を持つ最大級の翼竜として本シリーズ初登場のケツァルコアトルスの群れが確認できる。映像が切り替わると、そこには以前監督が写真をお披露目していた、シリーズ初の羽毛恐竜となるラプトルが何やら大きな肉食恐竜の口元にいる。
次の場面では、同じ模様の恐竜が立ち上がっていることから、ラプトルが捕食していたのではなく、どうやらその大型恐竜の口から“施し”をもらっていたのではないかと考えられる。
その巨体がゆっくりと上体を起こすと、草食恐竜のエドモントサウルスに影ができる。実はエドモントサウルスは映像としてはこれが初登場となるが、『ジュラシック・ワールド』では施設で飼育されている恐竜として、すでに名前が挙がっていた。さて、ラプトルに何か(水?)を与えていた、その口元の模様や歯並び、顎の形からその恐竜が、最後のシーンでティラノサウルスと頭突きをしている、シリーズ初登場の(恐らく)ギガノトサウルスだと推測される。頭突きをされたTレックスがよろめいたことから、ギガノトサウルスの方が優勢のようだ。この構図はどこか、『ジュラシック・パークIII』のスピノサウルス戦を思い起こすものがある。
さらに、長尺となったスペシャルプレビューが『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』のIMAX上映に合わせて劇場公開されるというアナウンスで動画は締め括られた。これが以前から、コリン・トレボロウ監督が「予告編はみなさんの思う以上に早くに公開されますよ。そして人々を映画館に呼び戻すための楽しいことを計画しています」と言っていた“計画”なのだろう。日本はTOHOシネマズなどIMAX上映の環境が整っているが、諸外国は(特にヨーロッパは)IMAXの設備がない劇場の方が多い。この監督の発表に対し、IMAXではない劇場公開でも流してほしいという声、さらに未だにコロナの影響で映画館に行けない国や地域に住むファンからは「本作はオンライン上映されますか?」といった声が、監督のTwitterリプライ欄に寄せられていた。
とはいえ、みんな新しい恐竜の姿が見られて大興奮! 公開まで待ち遠しい限りだ。
■アナイス(ANAIS)
映画ライター。幼少期はQueenを聞きながら化石掘りをして過ごした、恐竜とポップカルチャーをこよなく愛するナードなミックス。レビューやコラム、インタビュー記事を執筆する。Instagram/Twitter
■公開情報
『ジュラシック・ワールド/ドミニオン(原題)』
2022年夏、全国ロードショー
配給:東宝東和
(c)2021 Universal Studios. All Rights Reserved.
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