恒松祐里が感じたイヤードラマ『夢の中のメロディ』の可能性 「自分で情景を想像できる」

恒松祐里が解説する『夢の中のメロディ』

映像にはない音声ならではの魅力

――街を歩く人を見てもイヤホンを付けている人が多いように、多くの人が“音”と一緒に生活をしています。改めて音声コンテンツの面白さはどんなところに感じますか?

恒松:5分から10分ぐらいの隙間時間で物語に浸ることができるのは、映像より音声ならではの魅力だと思います。新たな現実逃避というか。ちょっと時間が空いて何か観ようかなと思っても、映像だったらデータ通信量もすごくかかってしまいますけど(笑)、音声だったら気軽に聴くことができますよね。映像を観るのも楽しいですが、音声だけだからこそ自分で情景を想像することができる楽しさもあると思います。想像力をフル活用する脳の運動にもなるので、すごくいいコンテンツだと思います!

――本作も想像するからこそ、映像よりもより一層怖さがありました。

恒松:そのとおりだと思います。映像だと“定番のパターン”をみんな知っているというか、準備ができる部分がありますよね。でも、音声だけだと、次に何が来るか分からない怖さがあって準備できないんですよね。

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――脳にダイレクトに来る感じですよね。

恒松:きますね、本当に。映像のホラー作品に慣れてしまった方は、本作がちょうどいいかもしれないです(笑)。

――オススメの聴き方はありますか? 僕は夜中にヘッドフォンで聴いてしまって、本当に怖くなりました。

恒松:それは逃げられないですね(笑)。私は街を歩きながら聴いてみたんですが、怖くなり過ぎてちゃんと歩けなくなってしまって。それは皆さん危ないので、夜にヘッドフォンが一番いいかもしれません(笑)。あとは今はお化け屋敷なども気軽に行くことができない状況ですけど、友達やカップルで一緒に本作を聴いてくれれば、一緒に怖がれるので楽しいかも。

――今回はホラー作品でしたが、もっと明るい作品での恒松さんの声のお芝居も聴いてみたいです。

恒松:そうですね。神木(隆之介)さんが主演を務められた『恋侍』がとっても面白くて。私もコメディにも挑戦したいです。声に抑揚を付けながら、今度は恐怖ではなく笑いを皆さんに届けてみたいですね。

■配信情報
『夢の中のメロディ』(全5話)
NUMAにて配信中 ※配信毎週月曜日新エピソード更新
脚本:山内直哉
ディレクターズユニット:閉会宣言
制作プロダクション:スタジオねこ
出演:恒松祐里、坂ノ上茜、河合優実、猪塚健太

NUMA(https://numa.jp.net/)
NUMAプレミアム:月額(聴き放題)580円(税込)
※毎週 月・水・金 コンテンツ更新予定
NUMA Official Twitter:https://twitter.com/NUMA_JPN
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