『リコカツ』永山瑛太×北川景子が掴んだ“2人らしい未来” 夫婦円満に必要だったものとは

『リコカツ』最終回で掴み取った未来

「これからは大切なことは1人で決めずに、きちんと話し合いたい。どうすれば2人でいられるか何度でも話し合いたい」 

 離婚に向けた活動(離婚活動)がテーマの『リコカツ』(TBS系)もついに最終話を迎えた。結果、紘一(永山瑛太)と咲(北川景子)は“2人らしい未来”を描き、掴み取った。

 咲のパリ研修について恋愛小説家・連(白洲迅)から小耳に挟んだ紘一は、彼女の夢を応援するために勝手に退職届を出していた。書き損じを見つけた咲は慌ててそれを止めに行き、紘一に対して言い放った冒頭の一言に、彼らが見つけた“答え”が詰まっていた。

 どうすれば良いのか皆目見当がつかない、八方塞がりに思える時、結婚初期の2人であれば“自分を通すか、曲げるか”、“片方の想いを優先するか、それとも別れるか”というような究極の二択しか頭になかったのが、様々なことを経た今、彼らはその間に広がるグレーゾーン、無数の可能性にきちんと目を向けられている。

 しかも、“どうせ言っても無駄だ”とはなから諦めてしまうのではなく、ちゃんと2人で話し合おうという姿勢がいつの間にか備わっている。それも大前提が「どうすれば二人でいられるか」という前向きな共通目的があっての話し合いになるため、現実的にそれが難しくても、摩耗しないし途中でどちらかが匙を投げることもなく、とても建設的で、安心感のある話し合いの場となる。

 紘一の母・薫(宮崎美子)が何度も口すっぱく言っていたではないか。「言葉にしないとわからない、伝わらない」と。これまでの2人のすれ違いの原因は、散々互いのことを一番に想って出した結論なのに、その思い悩んでいる過程を話さずに急に結論のみ切り出してしまうから、要らぬ誤解を生んでしまうことにあったのではないだろうか。

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「国内ドラマシーン分析」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる