石井裕也に見いだされた子役・佐藤凌、池松壮亮との共演を語る メイキング映像も公開

石井裕也に見いだされた子役・佐藤凌、池松壮亮との共演を語る メイキング映像も公開

 7月2日より公開される映画『アジアの天使』のメイキング映像が公開された。

 本作は、『生きちゃった』『茜色に焼かれる』の石井裕也監督が手掛けたヒューマンドラマ。95%以上のキャスト、スタッフが韓国チームであり、ロケもすべて韓国で行われた。

 主人公のシングルファーザー、青木剛を演じたのは『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』『町田くんの世界』『ぼくたちの家族』など、石井監督作品常連の池松壮亮。剛が身を寄せる韓国在住の兄を、ギャラクシー賞月間賞も受賞した石井監督演出のTVドラマ『おかしの家』で主演を務めたオダギリジョーが演じる。元アイドルで売れない歌手のチェ・ソル役で、『金子文子と朴烈』で長編映画初主演を飾り、『Our Body』で第23回釜山国際映画祭「今年の俳優賞」を受賞したチェ・ヒソが出演する。

『アジアの天使』池松壮亮×チェ・ヒソ×佐藤凌、メイキング映像公開

 公開された映像は、池松演じる剛の息子・学を演じた佐藤凌の姿を捉えたメイキング映像。食卓を囲むシーンの合間につまみ食いをする佐藤とそれを見ている池松とチェ・ヒソ。クランクアップ後の挨拶時、佐藤は「みなさんありがとうございました、とてもとても楽しい毎日でした。また、皆さんと会えるように頑張ります、そのために、ぼくは何でも諦めません! チョヌンポギアネヨ!(韓国語=ぼくはあきらめない)」と言うと思わず涙。すかさずチェ・ヒソがそばに寄り添い抱きしめてあげる様子が収められている。

 舞台で演技経験を積んだ佐藤は本作で映画デビュー。オーディションで石井監督に見いだされた佐藤は、母親と一緒に韓国にわたり2020年2月から1カ月半に及ぶ韓国での撮影を乗り切った。8歳の佐藤は、撮影中は母親と二人三脚で演技の練習し、撮影に臨んだという。自身の役について佐藤は、「お母さんを亡くした学は、お母さんに会いたいと思っています。韓国に渡ってとても勇気がある子だと思います」と振り返る。

 思い出に残っているシーンについては、砂糖は学が海を見に行くシーンを挙げる。「学は、海にいったらまたお母さんにまた会えるんじゃないかと思っているんです」と内に秘める母を恋しく思う学の気持ちを代弁した。学が大切に持っている1枚の家族写真にも触れ(海辺で亡き母親と父の剛、学の3ショット写真)学がところどころで写真を眺めるシーンが印象的だとも語った。

 父親役の池松との撮影について聞かれた佐藤は、「池松さんは僕の撮影が終わるまで待っててくれたり、オレンジジュースを買ってくれたり、本当に優しくしてくれました」と振り返る。池松も佐藤について聞かれると「まだ8歳の凌が韓国にきて、初めて映画という冒険に参加していましたので、僕自身も、凌自身もこの撮影が人生の特別な時間になったらいいなと思っていました。また父親としてなのか、同じ俳優としてなのか、男としてなのかは分かりませんが、凌の成長を見たかったというのはあります」と佐藤との共演について語った。

■公開情報
『アジアの天使』
7月2日(金)テアトル新宿ほか全国公開
出演:池松壮亮、チェ・ヒソ、オダギリジョー
脚本・監督:石井裕也
エグゼクティブプロデューサー:飯田雅裕
プロデューサー:永井拓郎、パク・ジョンボム、オ・ジユン
撮影監督:キム・ジョンソン
音楽:パク・イニョン
配給:クロックワークス
制作プロダクション:RIKIプロジェクト、SECONDWIND FILM
製作:『アジアの天使』フィルムパートナーズ
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(映画創造活動支援事業)独立行政法人日本芸術文化振興会、KOFIC、ソウルフィルムコミッション、カンウォンドフィルムコミッション
(c)2021 The Asian Angel Film Partners

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