大政絢、仕事の疲れはご飯で癒す 30歳を迎えて見つけた息抜きの仕方

大政絢、仕事の疲れはご飯で癒す 30歳を迎えて見つけた息抜きの仕方

 ギャップが凄いバリキャリOLが、実在の有名飲食チェーン店でひとり飲みライフを謳歌する。

 コナリミサトの同名漫画を映像化するグルメドラマ『WOWOWオリジナルドラマ ひとりで飲めるもん!』が6月4日よりWOWOWプライムで毎週金曜放送、WOWOWオンデマンドでは、全8話一挙配信を迎える。

 化粧品会社の広報部に勤務する28歳、誰もが羨む美貌とスタイルゆえ、周りから相当食に気を遣っていると噂される主人公・紅河メイにとって、実は仕事帰りの飲食チェーン店でのひとり飲みが自分への何よりのご褒美。ドラマ内では『天丼てんや』『餃子の王将』『吉野家』『はなまるうどん』『かつや』『フォルクス』『カレーハウスCoCo壱番屋』『スシロー』と、誰もが知る有名チェーン店に訪れるメイの日々が描かれていく。

 本作で主人公・メイを演じる大政絢にインタビュー。食事シーンの撮影の裏側や自身のひとり飲み事情について、オススメのおつまみレシピと合わせて話を聞いた。(編集部)

楽しい時間があるからこそ、お仕事もがんばれる

――制作発表の際、「30歳の節目にこのお話をいただき、光栄な気持ち」とコメントされているのが印象的でした。プレッシャーの感じ方など、俳優として気持ちに変化もありますか?

大政絢(以下、大政):やっぱり20代の頃は、プレッシャーと緊張が混ざっていました。今回はこういう状況下ですので「みなさんの健康が一番大事」と思いながら撮影をしていましたが、前よりも柔らかく現場に居られたのかな、と思います。プレッシャーももちろんありますけど、それ以上に、キャストのみなさんやスタッフさんたちが、いい空間でお仕事できたらいいなと思っていました。

――原作のどんなところに惹かれましたか?

『ひとりで飲めるもん!』原作書影 (c)コナリミサト /芳文社

大政:女性がひとりでチェーン店に飲みに行く姿を描くって、あまりなかったと思います。画のタッチは、ほっこりしているけど、メイ自身はテキパキしていて、みんなに一目置かれている。でも実は裏の顔があって、それがすごくかわいいんです。そのギャップが素敵だなと感じて、監督とも「そこのギャップを出せたら」とお話ししながら撮影に臨みました。

――ドラマでは、原作と比べてお仕事シーンも多いですよね。

大政:がんばっている女性は、かっこいいなと思いました。そしてメイは、自分が息を抜く場所を知っている。それってすごく大事なことなんですよね。“楽しい時間があるからこそ、お仕事もがんばれる”ということが伝わるストーリーにも、魅力を感じました。

――表と裏のギャップを出すために、意識したことは?

大政:どちらのシーンでも、あまり笑顔を見せないようにと思っていました。ひとり飲みのシーンは、長回しでずっと食べ続けることもあったので、1、2話くらいは「美味しく食べるって、どんなだろう?」と緊張しながら食べていました。

――たしかに、ふだんは意識して美味しく食べることはないですもんね。

大政:そうなんです。視聴者のみなさんに「美味しそう! 食べに行きたい!」と思ってもらえるような作品にできたらいいなっていうのが一番大きかったので、そこは気をつけました。

――美味しそうに見せるために、どんなことを?

大政:まずは豪快に食べようと。初めは、たくさんご飯を取ろうとするとポロッと落ちちゃったりして、加減が難しかったです。でも、綺麗に食べられるようになってからは楽しくなって、「早く食べたい、早く食べたい」って子どものように言ってました(笑)。

――「なまらうみゃ~」というお決まりの台詞についてはいかがですか?

大政:監督からは「本当に思い切って、全部を出し切った感じでやってください」と言われたので、毎回、店舗中に響き渡るような声で言わせていただきました(笑)。すべて実店舗で撮影させていただいたので感情を込めて、全力で出し切りましたね。

――撮影中は、漫画原作ならではの苦労も?

大政:メイは美味しいものを食べると縮む(小さくなる)ので、そこは監督を信頼して撮影しました。グリーンバックで撮っている時は、不安なんです。「どうやって小さくなるんだろう?」って最終回まで思っていたんですけど、第1話の映像を観て安心しました。

――演じるメイに共感できるところは?

大政:仕事の疲れをご飯で癒すっていうのは、みなさん共感できるのかなと。今まで外でひとり飲みをしたことがなかったんですけど、こういう時代だからこそ、ひとりでご飯を食べに行って、1、2杯飲んで、外で自分をオフにして帰れたらいいなと思いました。そしたら、後はお風呂に入って寝るだけなので幸せだなって思います(笑)。

――大政さんも、メイのように周囲から「食にすごくこだわっていそう」と言われるのでは?

大政:すごく言われます(笑)。本当にヘルシーなものしか食べていないと思われているみたいで。ご飯をインスタに載せると、「ご飯の量、そんなに食べるんですか?」とコメントをもらって、どれだけ食べてないと思われているんだろうって(笑)。お菓子を食べている写真を投稿するだけで、「お菓子食べるんですか?」と言われたりもするので、そこもメイには似ているかもしれないですね。全然食べますよ(笑)。

――今作で大政さんがモリモリ食事しているシーンが流れたら、イメージも変わるかもしれないですね。

大政:嬉しいです。ふだんの私はメイと一緒ですよ! って伝えたいです(笑)。

――(笑)。では、ここは自分と違うなというところはありましたか?

大政:メイは、仕事で頼られた時に全部自分で解決しようとするんです。そこは、自分にはできないなって思いました。その姿に心を打たれましたし、かっこいいキャリアウーマンだなと思いながら演じていました。

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