大政絢、仕事の疲れはご飯で癒す 30歳を迎えて見つけた息抜きの仕方
大政絢のひとり飲みのお供は?
――お仕事シーンについて、撮影の雰囲気はいかがでしたか?
大政:すごく和やかな現場でした。本当にみんな優しくて、楽しい雰囲気でやっていたので、チームワークがよかったです。ポンポン台詞を言っていくシーンが多いので、みんなで力を合わせながらやった感じがありますね。メイ含め登場人物の個性がみんな強いので、回を追うごとにどんどんおもしろくなっていきますし、私自身もドラマを観るのが楽しみです。
――撮影時のエピソードも聞かせてください。
大政:回が進むと、桐山(漣)さんも食べるシーンがあるんですよ。一緒に食べるわけではないけど、後ろに桐山さんがいるだけで、なんとなく心強い感じがしました。撮影後に「食べるシーン、どうでした?」って聞いたら、(絞り出すような声で)「いやぁ……すごいね」と。桐山さんもモリモリたべて、満足して帰って行かれました(笑)。
――チェーン店飲みの印象も変わったのでは?
大政:そうですね。お店の方に、今まで知らなかったメニューや組み合わせも教えていただきましたし、盛り方の工夫にも驚きながら、美味しく食べさせてもらいました。ご協力くださった店舗のみなさんには、本当に感謝しかないです。
――ちなみにメニューを選ぶ時には、毎回同じメニューを選ぶ派? 冒険できる派?
大政:私は冒険できず、いつも同じメニューを頼んじゃいます(笑)。でも、今回いろいろなお店で「次からはこれを試してみよう」と思うメニューがたくさんあったので、落ち着いたら私もひとり飲みに出かけたいなと思っています。
――先ほど、外でひとり飲みをしたことがないとおっしゃっていましたが、おうちでは?
大政:家では、たまにあります。おつまみを作って、ちょっとだけ飲んで寝よ〜って。
――大政さんが、どんな雰囲気でひとり飲みをされているのか気になります。
大政:基本的には、お風呂に入った後、スウェットとかで(笑)。ちょっとムードは欲しいのでキャンドルをつけて、暗い雰囲気の中、音楽をかけたり、映画を観たり、ドラマを観たりして、自分の時間を過ごしています。
――お気に入りのお酒と料理の組み合わせは?
大政:悩みますねぇ。ハイボールも好きですし、ワインも好きですし……お酒によっておつまみを変えるんですけど、たとえばハイボールだったら“ばくだん”みたいな感じで、アボカドと納豆とかいわれ大根とネギとかを混ぜて、お醤油、お酢、ラー油を入れて、海苔で巻いて食べたりします。お料理が好きなので、そのお酒に合った料理を作って楽しんでいます。
――想像しただけで美味しそうです(笑)。ドラマのタイトルは『ひとりで飲めるもん!』ですが、大政さんはひとりでどんなことまでできますか?
大政:ひとりで外食はできます。買い物も、ひとりで行くほうがラクですし。旅行も行ってみたいと思っていて、以前、ひとりで海外に行こうとしたんですけど、マネージャーさんに止められました(笑)。何かあったら危ないからって、心配されちゃって。
――逆に、ひとりの時間がないとツラいですか?
大政:人と一緒にいることも大好きなので、ひとりの時間がなくてもツラくはないかな……いや、やっぱりちょっとは欲しいかもしれないです(笑)。
――そうですよね(笑)。メイは食べることがご褒美ですが、たとえばドラマがクランクアップした時など、大政さんの自分へのご褒美は?
大政:ラーメンを食べます。以前はよく、まだ行ったことがない美味しいラーメン屋さんに行ったりしていました。あとは、旅行に行ったり、地元の北海道に帰ったり。今回は打ち上げがなかったので、ひとりで飲みました。気持ちいいな~くらいでやめられるタイプです(笑)。
――30歳を迎えて「柔らかく現場に居られた」とのお話もありましたが、ご自身の生き方、考え方についてはいかがですか?
大政:私の周りには30代、40代を楽しんでいる方がすごく多いんですけど、みなさんプライベートも仕事も同じくらい全力で楽しんでいらっしゃって。私も、どちらかに偏るのではなくて、柔軟に仕事もプライベートも充実した日々が過ごせたらいいなと思います。毎日「楽しい」と思える人生を送りたいです。
――やはり、以前と比べて変化が?
大政:若い頃は、プライベートが10、お仕事が90っていうくらい、お仕事が大きかったんじゃないかな。この年齢になって、私も息抜きの仕方を見つけられたのかもしれないですね。
■放送・配信情報
『WOWOWオリジナルドラマ ひとりで飲めるもん!』
WOWOWオンデマンドにて、6月4日(金)全8話一挙配信
WOWOWプライムにて、6月4日(金)スタート 毎週金曜23:30〜放送
出演:大政絢、桐山漣、大友花恋、谷村美月、飛永翼(ラバーガール)、村杉蝉之介、紫吹淳
原作:コナリミサト『ひとりで飲めるもん!』(芳文社刊)
主題歌:SPiCYSOL「So What」(ワーナーミュージック・ジャパン)
監督:二宮崇、進藤丈広、下向英輝
脚本:横田理恵、水橋文美江、井上季子
音楽:鈴木ヤスヨシ
制作:WOWOW、The icon
(c)WOWOW
公式サイト:https://www.wowow.co.jp/drama/original/nomerumon/