清原果耶×安達奈緒子の黄金タッグに期待しかない 『おかえりモネ』豪華キャスト陣が集結

清原果耶×安達奈緒子のタッグに期待しかない

 また、『透明なゆりかご』と並んで安達奈緒子の代表作として数えられるのが『きのう何食べた?』(テレビ東京ほか)である。主演は西島秀俊と内野聖陽。同性愛者カップルの人生の機微を描いた物語で、西島と内野の自然な表情、2人の素のやり取りが多くのフォロワーを生み、2020年の元旦にはスペシャルドラマがオンエア、今年は劇場版『きのう何食べた?』の公開も予定されている。

 『おかえりモネ』では、西島が登米で百音と出会う気象キャスター・朝岡覚を、内野が百音の父・永浦耕治を演じている。制作統括の吉永証氏によれば、西島の起用について「百音の“人生の師”として厳しさと優しさがあり、気象予報士としても芯がある人物をイメージしたときに、安達さんからも『西島さん』と案が出まして」とのこと(参照:西島秀俊×内野聖陽の共演シーンは? 『おかえりモネ』キャスティングの意図を制作統括に聞く)。互いに住んでいる場所が離れていることから、西島と内野の共演は難しそうと触れられているが、半年に及ぶオンエアの中で一度くらいは2人が並ぶ姿を見たいところである。

 ほかにも、朝ドラ初出演組には、永瀬廉、今田美桜、清水尋也、森田望智といった豪華キャストが発表されている。特に気象予報士の資格を取得した百音が期待を胸に上京する「東京編」は、西島を中心とした個性豊かな面々が百音を迎え入れることとなる。安達と清原の親和性はもちろんのこと、華やかなキャスト陣も話題となる大きなきっかけになりそうだ。

■渡辺彰浩
1988年生まれ。ライター/編集。2017年1月より、リアルサウンド編集部を経て独立。パンが好き。Twitter

■放送情報
NHK連続テレビ小説『おかえりモネ』
NHK総合にて、5月17日(月)より放送
出演:清原果耶、内野聖陽、鈴木京香、蒔田彩珠、藤竜也、竹下景子、夏木マリ、坂口健太郎、浜野謙太、でんでん、西島秀俊、永瀬廉、恒松祐里、前田航基、高田彪我、浅野忠信ほか
脚本:安達奈緒子
制作統括:吉永証、須崎岳
プロデューサー:上田明子
演出:一木正恵、梶原登城、桑野智宏、津田温子ほか
写真提供=NHK

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「国内ドラマシーン分析」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる