『ネメシス』で広瀬すず&櫻井翔と共演 奥平大兼、『MOTHER マザー』からの1年を振り返る

奥平大兼が語る、『ネメシス』での挑戦

「夢も広がっていきます」

ーー『MOTHER マザー』のときのような作品のメインを張るキャラクターをまた演じることにも興味はありますか?

奥平:やりたい気持ちはあるんですが、主演の方ってやっぱり見て分かるじゃないですか? いるだけでキラキラして見えるというか。櫻井さんもまさにそうです。そう考えると僕よりもっといい人がいるんじゃないかなって。もちろんやらせていただけるならすごく嬉しいんですが、今は気にしていなくて、とりあえずいろんな役をやりたいし、いろんな人といろんな現場を経験したいというのが素直な気持ちです。

ーーデビュー当時と比べると今のお仕事に慣れてきた部分はありますか?

奥平:カメラを向けられることには慣れましたね。一番最初に映画を撮影したときのことを思い出すと、よくよく考えると普通じゃあり得ない光景ですよね(笑)。いきなり、大勢のスタッフの方が僕に注目して、カメラや長いマイクも僕に向いている。でも何回も、何日もそういう経験を積むにつれ、少しは慣れてきた気がします。

ーー俳優と学業の両立はどうですか?

奥平:コロナ禍の影響で、全然青春ができていないのが少し悲しいですね。体育祭も文化祭もなくなってしまったんです。でも、そんな中でも楽しみがあるとは思っています。学校に行って、友達と会って話すだけでもすごく楽しいですし。授業は別ですけど(笑)。

ーーコロナ禍ということで、一人で楽しめる趣味を見つける人も増えました。

奥平:家にいる時間が増えたので、その時間で服のリメイクをするようになりました。もはや、着ることに興味がなくなってきて、着るよりも着させるほうが楽しいんです。作った服を友達に着させて写真を撮ったりするのが今はすごく楽しいですね。今日も持ってきてますよ! Instagramにも載せたりしています。

ーーブランド立ち上げもいいかもしれませんね。

奥平:やりたいですね! 作っていると自然とそういう夢も広がっていきます。もちろん演技は今後も頑張っていきたいんですが、ほかにできることが増えるようになるのも楽しみです。

■放送情報
4月期日曜ドラマ 『ネメシス』
日本テレビ系にて、毎週日曜22:30~23:25放送
出演:広瀬すず、櫻井翔、江口洋介、大島優子、上田竜也、勝地涼、中村蒼、富田望生、仲村トオル、真木よう子、石黒賢、山崎紘菜
総監督:入江悠(1・2・3・6・8・9・10話担当)
監督:片桐健滋(『きのう何食べた?』『ルームロンダリング』)(4・5話担当)、岸塚祐季(7話担当)
脚本:片岡翔、入江悠
脚本協力: 講談社タイガ、今村昌弘(『屍人荘の殺人』)(1・3話担当)、藤石波矢(『今からあなたを脅迫します』)(2・6話担当)、周木律(『眼球堂の殺人』)(4話担当)、降田天(『女王はかえらない』)(5話担当)、青崎有吾(『体育館の殺人』)(7話担当)
企画・プロデューサー: 北島直明
プロデューサー:里吉優也、次屋尚、田端綾子
制作会社:クレデウス
製作著作:日本テレビ
(c)日本テレビ
公式サイト:www.ntv.co.jp/nemesis
公式Twitter:@nemesis_ntv
公式Instagram:@nemesis_ntv

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