Snow Man 岩本照、『やっぱりおしい刑事』で新境地開拓? クールキャラからの変遷をたどる

 4月11日放送の風間俊介主演ドラマ『やっぱりおしい刑事』(BSプレミアム)の第6話にSnow Manの岩本照がゲスト出演する。テレビディレクターの甲元和真役で、ちょっと“チャラい”役どころを演じるという。

 岩本がこれまでに演じてきたキャラクターは、どちらかといえば寡黙な役が多い印象があるだけに、本作ではどんな演技をみせるのか期待が高まる。そこで本稿では、過去のテレビドラマ作品を中心に、俳優としての岩本にフォーカスしてみたい。

 岩本のハマり役といえば、2013年放送の『BAD BOYS J』(日本テレビ)もその一つだろう。広島を舞台に不良グループの抗争を描いた作品で、岩本は中島健人(Sexy Zone)演じる桐木司が率いる極楽蝶のメンバー・川中陽二を演じた。

 眉間にシワを寄せた鋭い目つきで、わずかな口元の動きにも感情を宿し、舞台仕込みの発声にのせた広島弁がやけに板についていた。荒々しい抗争のシーンでは、目を開いて力み、迫力あるシーンを演出した。一方で、コミカルなシーンも盛り込まれており、少しだけ表情を和らげて、メリハリをつけていたのが印象に残る。一見怖そうに見えるも、実は仲間思いな陽二。朗らかな表情をみせるのは信頼の証、そんな心情が表情から伝わってきた。黒の革ジャンに、インナーは胸元が開いた白のTシャツ、ゴツめのブーツを擦るようにして歩く……シンプルな出で立ちだからこそ男気溢れるキャラクターが際立っていた。

 翌2013年には『SHARK』(日本テレビ)で、ロックバンド「SHARK」のドラム担当・里見憲三を演じた。ロックバンドらしいハードなスタイルで、口数は多いとはいえない役どころだった。しかし、第4話では、自分の生い立ちやバンドに加入した経緯を語るのだが、揺れ動く複雑な心情を間を使いながら吐露。感情を抑えたり爆発させたりと、憲三の言葉にならない内なる感情を表した。2作ともにセリフがそこまで多くないだけに、表情や姿で雄々しさを表現していたのは岩本らしくもあり、岩本だからこその演技と言えるだろう。

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