沢城千春、花江夏樹らが存在感を発揮 『声優探偵』が象徴する声優人気と活躍の幅

沢城千春、花江夏樹らが存在感を発揮 『声優探偵』が象徴する声優人気と活躍の幅

 キャストがほぼ声優のみで物語が繰り広げられる新感覚ボイスミステリー『声優探偵』(テレビ東京)が、3月5日より4週連続で放送中だ。主人公の元声優で探偵の不零オサムを声優の沢城千春が演じるほか、『鬼滅の刃』の竈門炭治郎役で人気の声優・花江夏樹や、アニメ好きで知られる女優・武田玲奈が出演。さらに小野友樹、増田俊樹、金田朋子、浪川大輔といった声優が毎回ゲスト出演する。声優が役者として声だけでなく全身で演じるこのドラマをきっかけに、声優の人気と活躍の場がさらに拡大しそうだ。

TV界に広がる声優番組 

 

 近年の声優人気の高まりもあって、テレビの人気バラエティー番組へのゲスト出演などでも目にすることが増えた声優。もともと声優をフィーチャーしたバラエティー番組は、地上波をはじめBSやCS、ネットで放送されてきた。例えば『上坂すみれのヤバい○○』『声優男子ですが…?』『西山宏太朗の健僕ピース!』『寺島惇太お兄さんのアニドルといっしょ!』『声優と夜あそび』など、普段は見ることのできない声優の素が覗けるとして好評だ。しかし役者として身体を使った演技を目にする機会は少なく、舞台やミュージカル、映画などを観にいかなければ叶わなかった。その流れが少しずつ変わり始めている。

 ハライチの岩井勇気がとんでもディレクターに扮して人気男性声優たちにムチャブリを強いる『今宵、アフレコブースで。』(TOKYO MX)や、声優ユニットのスフィアが劇団の脚本家や演出家とタッグを組んで本気の演技に挑んだ『劇団スフィア』(TOKYO MX)など、声優の役者としての姿がテレビでちらほら見られるようになったのが2019年。昨年は、宮野真守が『半沢直樹』(TBS系)への出演したことを契機に、梶裕貴が『おカネの切れ目が恋のはじまり』(TBS系)、内田真礼が『警視庁・捜査一課長2020』(テレビ朝日系)と、声優のドラマ出演が相次いだ。

 そして先週スタートしたのが、なぜか毎回声優が殺される新感覚ボイスミステリー『声優探偵』だ。元声優で探偵の主人公・不零オサムが、人口知能を搭載した“スマートマイク”バイノーラくん、元声優志望で警視総監の娘である女性刑事・透頂かおるとともに、自身の持つ特殊能力“絶対声感”を武器に、被害者最後の声“ダイイングボイス”を頼りに事件を解決していく。

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