カン・ドンウォンが語る、コロナ禍で公開される『新感染半島』への思い 「本当に感謝しています」

 『新感染 ファイナル・エクスプレス』の続編、『新感染半島 ファイナル・ステージ』が現在公開中だ。『新感染 ファイナル・エクスプレス』の4年後の“半島”が舞台となる本作では、家族を守れず香港に逃げ延びていた元軍人のジョンソクが、ある任務を遂行するために戻った半島で、ウイルスにより凶暴化した人間や民兵集団と闘いながら、半島を脱出しようと試みる模様が描かれる。

 主人公ジョンソクを演じたのは、『MASTER/マスター』『1987、ある闘いの真実』のカン・ドンウォン。作品への思いや撮影時のエピソード、そしてコロナ禍や韓国映画界についてまで、話を聞いた。

「自信をもって挑むことができた」

カン・ドンウォン
カン・ドンウォン

ーー前作『新感染 ファイナル・エクスプレス』は世界的に大ヒットを記録しましたが、当時あの作品をどのように捉えていましたか?

カン・ドンウォン:はじめは韓国でヒットした映画なのかなと思っていたのですが、世界的にヒットを記録したということを後から知りました。ヒットしたことを聞いて、「良かったな」と思いました。

ーーそんな人気作の続編への出演が決まったときの率直な感想を教えてください。

カン・ドンウォン:監督とたくさんの話し合いをして、自信をもって挑むことができました。『ソウル・ステーション/パンデミック』含め過去2作とはまったく違う映画ですし、ポスト・アポカリプス背景の映画にぜひ出演してみたいと思っていたので、良い経験となりました。

ーー今回の作品のどういったところに惹かれましたか?

カン・ドンウォン:事前に監督とお話しすることができて、シナリオのビジョンが良いなと感じたことだと思います。とにかくシナリオに忠実に演じました。シナリオの初稿をもらったとき、ジョンソクのキャラクターは断片的な部分もあったので、その点をどんどん肉付けして立体的な人物にしていこうと考えました。観客の皆さんが、しっかりとジョンソクのあとを追って映画を観ることができるようにジョンソクの心の変化、心境の変化を見せられるように努力して演じました。

ーーカーアクションや銃撃戦など、アクション的な見どころもたくさんありました。撮影に向けて行った役作り、現場で大変だったことや苦労したことがあれば教えてください。

カン・ドンウォン:実は特に訓練はしなかったんです。そのときロサンゼルスに滞在していたので、韓国にいるアクションチームの方と、ビデオ通話で何度もミーティングしたのですが、僕自身、もともと銃の訓練をかなり受けていたので、アクションチームからも「とにかく運動して体を作ってほしい」という話がありました。本作が今までのアクションと違うところは、やはりゾンビとのアクションという点ですね。そのゾンビとの闘いが難しかったです。ゾンビ役の方が怪我してしまわないように、こちらもすごく注意をしながらアクションをしました。ゾンビ役の方はある程度、動きが決められていて防御ができないので、こちらも気を付けながら演じました。

ーー今回ヨン・サンホ監督と一緒に仕事をしてみて、どのような印象を抱きましたか?

カン・ドンウォン:この作品の準備期間はロサンゼルスにいたので、リモート会議でたくさんコミュニケーションを取りました。監督は本当に愉快な方です。もともと抱いていた印象よりもっと愉快で面白い方でした。すごく優しい方だと思います。もともとクールな印象だったので、イメージと違いました。器の大きい監督で安心して撮影できました。

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