代表作を更新し続ける白鳥玉季 『凪のお暇』『テセウスの船』に続いて『極主夫道』でも印象残す

代表作を更新し続ける子役・白鳥玉季

 向日葵を演じるのは白鳥玉季。『凪のお暇』(TBS系)の白石うらら役がブレイクのきっかけとなり、『テセウスの船』(TBS系)など子役としてあらゆる作品に引っ張りだこである。いずれの作品でも大人顔負けの演技力を魅せる白鳥だが、子どもながらどこか大人びたしっかりとしているイメージを持つ役を担うことが多い。

 今回の向日葵では、龍と美久よりも大人びているように見えるほどである。特に龍と美久のやりとりを静かに微笑ましく見守る姿や龍にも美久にも物怖じせずに進言していく姿が印象的だ。そして、そんな普段の姿とは裏腹に、龍から愛されているのかを不安に感じたり、雅への恋に思い悩んだり、納得のいかない話になると思わずムッとしちゃう子どもらしい一面も兼ね備えている。時折見せる嬉しいことがあったときの、可愛らしい笑顔とのギャップも魅力的だ。

 そんな様々な感情が移り変わっていく向日葵を、表情でしっかりと演じて訴えていく白鳥玉季。表情を見るだけで、今どんな気持ちなのかがわかる演技は10歳ながらさすがの演技力である。

 最終回を残して娘の向日葵が本当に誘拐されるまさかの展開。探している途中に龍の元には一件の電話が入る。正体は明かされなかったが、大城山組の國光(橋本じゅん)もその後に電話をしていたことから、本物の渡瀬一家が登場したのだろうか。それとも別の誰かか、それすらもが偽装誘拐のために仕組まれたことなのか。

■岡田拓朗
関西大学卒。大手・ベンチャーの人材系企業を経てフリーランスとして独立。SNSを中心に映画・ドラマのレビューを執筆。エンタメ系ライターとしても活動中。TwitterInstagram

■放送情報
『極主夫道』
日本テレビ系にて、毎週日曜22:30~23:25放送
出演:玉木宏、川口春奈、志尊淳、古川雄大、玉城ティナ、MEGUMI、安井順平、田中道子、白鳥玉季、中川大輔、片岡久迪、水橋研二、本多力、新津ちせ、橋本じゅん、滝藤賢一、稲森いずみ、竹中直人
原作:おおのこうすけ『極主夫道』(新潮社『くらげバンチ』連載中)
脚本:宇田学ほか
監督:瑠東東一郎ほか
チーフプロデューサー:前西和成
プロデューサー:中山喬詞、小島祥子、清家優輝(ファインエンターテイメント)
共同プロデューサー:池田健司(日本テレビ)
制作協力:ファインエンターテイメント
制作著作:読売テレビ
(c)読売テレビ
公式サイト:https://www.ytv.co.jp/gokushufudo/
公式Twitter:https://twitter.com/gokushufu_drama
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