波瑠、松下洸平、間宮祥太朗、福地桃子ら、『#リモラブ』に集結した“朝ドラアベンジャーズ”

波瑠、松下洸平、間宮祥太朗、福地桃子ら、『#リモラブ』に集結した“朝ドラアベンジャーズ”

 マスクあり、手洗いあり、ソーシャルディスタンスありありの『#リモラブ ~普通の恋は邪道~』(日本テレビ系)。現在のコロナ禍をリアルに扱った恋愛ドラマである。

 中堅企業「カネパル」で“美人過ぎる産業医”として名を馳せながら、社員の健康管理に関しては一切の妥協を許さない大桜美々(波瑠)。彼女の不器用すぎる恋を中心に、人事部、営業部、社員行きつけの居酒屋と、クセが強めの登場人物たちが織りなす恋愛模様が丁寧かつコミカルに描かれる本作。毎回、ドラマを観ながらTwitter等で感想をつぶやく人も非常に多い。

 第6話では「早く気づいて! てか、普通気づくでしょ!」と視聴者をやきもきさせてきた“草モチ”と“檸檬”の正体をやっと互いが認識。が、SNSでのやりとりからリアルな恋へと一歩踏み出したものの、なかなかスムーズにいかない美々と青林(松下洸平)の関係から目が離せない展開となった。

 この『#リモラブ』、先にも書いた通り、コロナ禍での恋愛にフォーカスをあてているのが大きな特徴なのだが、加えて出演者にある共通項が存在することにお気づきだろうか。

 福地桃子、江口のりこ、川栄李奈、萩原利久。まず、ここでピンときた人はマニアかもしれない。続いて、波瑠、松下洸平、間宮祥太朗。

 そう、『#リモラブ』は主要キャストの約半数が“朝ドラ経験俳優”なのだ。

 もちろん、今期オンエアされている他ドラマでも、朝ドラ(=NHK連続テレビ小説)出演俳優たちは活躍しているが、作品におけるキャストのパーセンテージでいうと本作はかなりのアツさ。ということで、『#リモラブ』主要キャストたちが朝ドラではどんな作品に出演していたか、ここでちょこっとおさらいしてみたい。

主軸を担った、波瑠、松下洸平、間宮祥太朗

 『#リモラブ』の主役、大桜美々こと美々先生を演じる波瑠。恋愛に興味がなかったアラサーがコロナパニックをきっかけに「恋に落ちたい」と突然のモード変更。オンラインゲームで知り合った“檸檬”とSNSでやり取りをするうち、次第に彼に惹かれていく。

 波瑠がヒロインを務めた朝ドラは2015年下半期の『あさが来た』。朝ドラ史上、もっとも裕福な家に生まれ、商家に嫁いだあさが、銀行や石炭業、生命保険と事業を拡げ、のちに女性のための大学を設立する物語。激動の江戸末期から大正という時代を駆け抜けた女性の一代記だ。

 『あさが来た』は、それまでどちらかというとクール、ミステリアスといった役柄が多かった波瑠のターニングポイントともなった作品。明るく時代を切り拓いていくあさの姿は多くの女性たちから共感を得た。

 “檸檬”こと青林風一役の松下洸平。背広以外の私服はダサい、期待の新人から仕事もできないアホ林に降格……と社内では言われ放題だが、ヴェトナム語に加えモンゴル語も堪能という底知れぬ力を秘めたキャラクター。

 松下出演の朝ドラは2019年下半期の『スカーレット』。陶芸家として歩むヒロイン・喜美子(戸田恵梨香)と結婚し、ふたりで同じ道を進むものの、メキメキ実力を発揮して世に認められる妻のそばにいることに苦しむ夫・八郎を演じた。彼が去ったあとは“八郎ロス”と呼ばれる現象が巻き起こるなど、松下の演技が大きな反響を呼んだことも記憶に新しい。

 「カネパル」人事部社員、五文字順太郎役の間宮祥太朗。一時は自分が“檸檬”だと嘘をついて美々とデートをするなどヤバめな行動も目立ったが、“檸檬”が青林だとわかってからは、ふたりの関係をアシストする方向にシフトする。

 2018年上半期の『半分、青い。』で間宮が担ったのはヒロイン・鈴愛(永野芽郁)の夫・森山涼次。漫画家の夢に破れた鈴愛が働き始めた100円ショップで出会い、6日後にプロポーズして結婚。が、映画監督になる夢を捨てきれず「家族は邪魔だ」との言葉を残して妻子のもとを去ってしまう。

 八郎も涼次ものちに別れた元妻のもとを訪れ、新たな関係を構築するのだが、いかんせんその去り方がなかなか厳しかったため、青林と五文字のふたりがペア弁当を食べている姿などを見ると一瞬ドキっとしてしまう。これも朝ドラが持つ多大な影響力のせいかもしれない。

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