『親バカ青春白書』最終回も新垣結衣の魅力全開 ガタローたちの青春をまた観られる日も?

『親バカ青春白書』最終回も新垣結衣の魅力全開 ガタローたちの青春をまた観られる日も?

 ムロツヨシが主演を務めるドラマ『親バカ青春白書』(以下『オヤハル』/日本テレビ系)が、9月13日に最終回を迎えた。

 最終回となる第7話では、ガタロー(ムロツヨシ)をめぐり、「さくら(永野芽郁)VS美咲(小野花梨)」のバトルが勃発。ガタローに思いを寄せる美咲、自分と同い年の友人と父が再婚してしまうのではないかと何もかもが上の空となるさくら。香川県に住むガタローの母・多恵(高畑淳子)が、さくらから送られてきた筑前煮のアバンギャルドな味に異変を察知し、遥々上京してくる事態となる。ガタローへの思いを抑えきれなくなった美咲。ガタローは「ずっと好きな人がいるんだよね。もう死んじゃってるんだけど。それでもずっと好きなんだよね」と美咲に亡き妻・幸子(新垣結衣)への今も変わらぬ思いを伝える。

 ガタローとさくらの回想による短い出演時間ながら、ガタローたち同級生6人と同等のインパクトを残していた幸子という存在。最終回で明らかになるのは、その幸子が元ヤンだったという衝撃的な展開だ。多恵からさくらへと語られるそのエピソードは、幸子が高松で有名な不良高校出身だったということ。そこに突然やってきたのが元暴走族の弁護士先生。「お前ら! 人生台無しにしたくなければ、東大に行け!」と言われ、猛勉強した幸子は東大に合格……と、完全に新垣結衣が出演していた『ドラゴン桜』(TBS系/2005年)である。さくらは、記憶から消していた暴言を吐く元ヤン全開の幸子の姿を思い出すが、第6話で「手と足の爪全部剥ぐよ」、最終回では「嘘ついたら針千本飲ませた後に市中引き回しの刑」と、言葉の端々に元ヤン色を織り交ぜていたことも見事だ。

 筆者が『オヤハル』を観終えて抱いたのは、まだまだガタローたちの青春を見ていたかったという思いだった。物語の余白を作品の美と捉える考え方もあるが、第1話で大学に入学したガタローたちが、明日から3年生を迎え就活の道に進むタイミングで幕引きというのは、何とも寂しすぎる。

 ガタローの小説の新連載は軌道に乗るのか。さくらとハタケ(中川大志)のキスの行方。惚れっぽい寛子(今田美桜)の運命の相手とは。YouTuberとして復活した根来(戸塚純貴)と美咲の恋路。6人の就職活動、そして大学卒業。変わらず続いていくであろう、ガタローの親バカーー。

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