ミュージカル界の歌姫・濱田めぐみとは? 『オヤハル』“前田のおばちゃん”の活躍に期待!

ミュージカル界の歌姫・濱田めぐみとは? 『オヤハル』“前田のおばちゃん”の活躍に期待!

 ちょ待って、こんな登場のしかたある?……と、思わず画面にツッコんだ“前田のおばちゃん”。ドラマ『親バカ青春白書』(日本テレビ系)で主人公・ガタロー(ムロツヨシ)とその娘・さくら(永野芽郁)の隣に住む、ちょっとおせっかいな主婦である。

 というか、みんな知ってる? あの“前田のおばちゃん”を演じている濱田めぐみさんはミュージカル界の至宝なんだよ、とんでもない歌姫なんだよ! 舞台に立つと神々しささえまとう女優さんなんだよ!……げほげほ、すみません、興奮のあまり咳込みました。ここからはモードを変えてお届けしたいと思います。

 今や飛ぶ鳥落とす福田雄一監督が、大学生活のときめきとキラキラをテーマに放つ『親バカ青春白書』。娘・さくらの大学入学を機に、みずからも同じ大学に通う作家の父・ガタローと同級生たちとのおバカな日常が描かれるコメディだ。

 本作でも福田作品のお約束=隠しきれない80年代テイストや、福田組俳優のカメオ&友情出演、くすっと笑える小ネタ等は健在だが、中でも際立つサプライズが“前田のおばちゃん”役、濱田めぐみの起用である。

 濱田めぐみといえば、ミュージカルの世界で知らない人がいない圧倒的な存在。劇団四季在籍時にはエルトン・ジョンも音楽を担当したディズニーミュージカル『ライオンキング』のナラや『アイーダ』のタイトルロールでオリジナルキャストを務め、退団後も『メリー・ポピンズ』、『サンセット大通り』などの大型ミュージカルで主役を担い高い評価を得ている。特に「誰かのために戦う」役柄での存在感は圧巻で、作品世界を背負うキャラクターを演じる際の光の放ち方は尋常でない。

 そんな濱田がなぜ『親バカ』では花柄のエプロン姿で「ガタローちゃーん」と登場し、おせっかいな主婦“前田のおばちゃん”としてムロツヨシとギャグのようなせりふの応酬をしているのか。福田監督は彼女の舞台を観たことがないのか……それとも所属事務所に推されてついキャスティングしてしまったのか。いやいや、そんなことはない。じつは濱田と福田、しっかり信頼関係を築いている上での“前田のおばちゃん”なのだ。

 現在OA中のWOWOWオリジナルミュージカルコメディ『グリーン&ブラックス』。福田雄一監督が構成と演出を担当するこの番組で、濱田も本人役としてハジけたコントに挑戦中。そこで彼女は舞台で演じるシリアスな役柄とは180度違うコメディエンヌぶりを見せている。福田監督は濱田自身の明るさやユニークなパーソナリティを熟知した上で『親バカ』に起用したのだ。

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