被害者たちの静かな怒りの会見の模様が 『グレース・オブ・ゴッド』本編映像公開

被害者たちの静かな怒りの会見の模様が 『グレース・オブ・ゴッド』本編映像公開

 7月17日より公開されるフランソワ・オゾン監督最新作『グレース・オブ・ゴッド 告発の時』より、本編映像が公開された。

 本作は、フランスでは今現在も裁判が進⾏中の神⽗による児童への性的虐待事件「プレナ神⽗事件」を 、『しあわせの雨傘』』『彼は秘密の女ともだち』『2重螺旋の恋人』のオゾン監督が映像化に挑んだ人間ドラマ。1⼈の勇気ある告発者から端を発した児童への性的虐待事件は、結果的に80⼈以上もの被害者が名乗りをあげ、プレナ神⽗が教区を変えながら⻑年にわたって信者家庭の少年たちに性的暴⼒を働いていたという驚くべき事実が⽩⽇の下にさらされた。

 『わたしはロランス』のメルヴィル・プポーをはじめ、『ジュリアン』のドゥニ・メノーシェ、『ブラッディ・ミルク』のスワン・アルロー、『アルレット』のジョジアーヌ・バラスコ、『母の身終い』のエレーヌ・ヴァンサンらが出演する。

映画『グレース・オブ・ゴッド 告発の時』本編映像

 公開された映像では、物語後半、被害者たちの団体「沈黙を破る会」が実施した2016年1月の記者会見のシーンの一部始終が。当初はたった一人が上げた告発の声だった。それを聞きつけたもう一人が自分もそうだと手を上げ、さらにまた次の仲間を呼び込む。そうして輪は広がっていき、被害者団体「沈黙を破る会」を設立することになったフランソワたち。記者会見も最初は怒りに任せて教会を糾弾しようとするフランソワだったが、仲間の一人に「僕は(責めるためではなく)教会のために闘ってる」と諫められる。

■公開情報
『グレース・オブ・ゴッド 告発の時』
7月17日(金)ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開
監督・脚本:フランソワ・オゾン
出演:メルヴィル・プポー、ドゥニ・メノーシェ、スワン・アルロー、ジョジアーヌ・バラスコ、エレーヌ・ヴァンサン
提供:キノフィルムズ
配給:キノフィルムズ/東京テアトル
2019年/フランス/137分/カラー/ビスタ/5.1ch/原題: Grace a Dieu/⽇本語字幕:松浦美奈/G
(c)2018-MANDARIN PRODUCTION-FOZ-MARS FILMS-France 2 CINEMA-PLAYTIMEPRODUCTION-SCOPE
公式サイト:www.graceofgod-movie.com

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